内容説明
アメリカに潰された「技術大国・日本」を奪取せよ!’90年代、巧妙に仕掛けられた米国の国家戦略により、日本の国際競争力は確実に衰退させられ、さらに、21世紀、米国の国益を脅かす国や企業は、すべて産業覇権主義の攻略ターゲットとなる。
目次
第1章 米国覇権主義の脅威―転落させられた技術立国日本
第2章 日本はなぜ転落させられなければならなかったのか
第3章 技術立国日本はなぜ攻略の対象にされるのか
第4章 技術立国日本の過去の成功体験
第5章 産官学の日本エリート―失敗の本質
第6章 国家技術戦略の再構築が急務
第7章 急がれる脱工業化社会の建設
著者等紹介
山本尚利[ヤマモトヒサトシ]
1947年山口県生まれ。1970年東京大学工学部船舶工学科卒業。石川島播磨重工業(株)にて造船設計、新造船開発、プラント設計、新技術開発などを担当。1986年SRIインターナショナル(スタンフォード研究所)東アジア本部に入り、以降コンサルタントとして企業戦略、事業戦略、技術戦略などのコンサルティングを行う。2000年SRIから独立、(有)ISP企画代表取締役、SRIグループ技術経営コンサルタント兼務。現在、早稲田大学ビジネススクール専任客員教授を兼務
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