内容説明
第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』が待ちきれない紳士淑女に贈るイギリス文化のフェティシズム研究。
目次
食―なぜ「イギリス料理はまずい」と言われるのか?そしてホグワーツの豪華な食卓
寄宿舎生活―楽しく厳しい寄宿舎生活 パーシーの「Pバッジ」にかける意気込みの理由を追う!
動物愛護―ペット同伴OKのホグワーツ。その根底にはイギリス人の動物愛護の精神が
制服―制服マニアはウィンザーの銀行でじっと張り込みをせよ!
パブ―当たり前のように物語に出てくる「パブ」をのぞいてみる
バカンス―連休中のロンドンにはおのぼりさんがわらわら
占い―ロマンチックだけどビジネスっぽいイギリス占い事情
階級社会―魔法界の論争は、イギリスマグル界の社会制度が元にあり
ロイヤルファミリー―スキャンダルもあってこそ!イギリス国民と王室の深い精神的つながり
クリケット―世界で二番目に競技人口の多いスポーツ?優雅でのんびり、クリケットの謎〔ほか〕
著者等紹介
藤城真澄[フジシロマスミ]
ハリー・ポッター研究家。1973年東京・浅草生まれ、ロンドン育ち。某女子大英文科を卒業後、図書館司書に。その後、貿易関係の父親の仕事を手伝いながら、古今東西のファンタジー小説を読みあさる。その異色のキャラクターから日本のポッタリアンに絶大な人気を誇る超カリスマ・ポッタリアン
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感想・レビュー
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shoko
6
『ハリー・ポッター』を通してイギリスを知ろう、という本。食、動物愛護、パブ、階級制度、グリーティングカードなど他にも様々な点からイギリスという国を教えてくれる。『ハリー』と関わりがあるかは微妙なところもあったが、楽しむことができた。ファンタジー小説、ミステリーの章で新たに読みたいと思う作品があったので収穫有り。イギリス国民の生活を「イギリスマグル界」といい「魔法界」と比較しているのは面白いかも。『賢者の石』~『炎のゴブレット』日本公開前までの内容で書かれている。2011/02/13
チェりる
1
2002年刊行、小説もまだ4巻ぐらいまでなので古いが、だからこそ面白い本。ハリポタとイギリス好きな人は共感で楽しい!作者の独断と偏見っぽさも面白い。やっぱり憧れの国だな〜また渡英したい!2023/01/29
塩豚葱串
0
2002年でちょっと古い本。 ハリーポッターとイギリスについての本で、日常から観光・文化など様々な情報を網羅してる。 アズカバンの囚人公開前で、新キャラクターのキャスティング予想をしていて、アーサーウィーズリーをデビットシューリスと予想(実際はルーピン先生役)していてニアピンなのにはちょっと笑った。2019/06/09
のんたん
0
ウエディングリストが便利2018/03/24