内容説明
アウェーで戦えない人材は、ホームでも使えない。村上龍のサッカーエッセイ集。
目次
三つの「密度」の差
「よく頑張った」では通用しない
国の威信をスポーツに押しつける錯誤
「世間」に謝罪するという余計なコスト
銃口を突きつけられたような緊張感
サッカーを象徴するベッカムのセンタリング
苦しいゲームで力をフルに発揮する「幸福」
「本場」は遠い外国にあるという意識
いいサッカーがしたいだけ
プロフェッショナルの決意〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たなかか
5
やっぱ、龍さんのエッセイはスカッとして気持ちいい。分かりやすく、説得力がある2012/12/26
ほーりー
4
7年前に読んだものを再入手。読んでみて意外と影響されてることに気づく。2012/11/30
プチライス
3
著者がいかに中田英寿のプレイを愛し、サッカーを楽しんでいるか・・・ が凝縮されたエッセイ本。「ほんの一瞬集中が途切れたり運動量が落ちたほうが負け、ほんの一瞬のチャンスをゴールに結びつけたほうが勝つ、これほど残酷なスポーツがヨーロッパ人は好きなのだ」10年たっても古くならない、エキサイティングな本でした。2010/07/06
星落秋風五丈原
2
イタリアで活躍する中田選手他サッカーエッセイ。2008/01/12
ペテン
2
この本を読んだ後くらいから、ちょっとサッカー見るようになったような気がする…2013/01/08