内容説明
少年による信じ難い凶悪事件が、なぜ次々と起こるのか。それは日本が戦後歩んできた悪しき平等主義の結果、この国の教育が死んでしまったからに他ならない。この日本崩壊を救う唯一の手立ては、幼年期から青年期に「魂」の存在を伝える教育を怠らないことだ。心の教育は親以外にはできはしない。我が子の教育を他人まかせにしていては、親とは言えない。知識や物を超えた世界の存在を、親は身をもって伝えよ。
目次
第1章 目に見えぬ力を敬う心を育てよう
第2章 自然を畏れる心を育てよう
第3章 他人を愛する心を育てよう
第4章 自分を尊ぶ心を育てよう
第5章 創造を喜ぶ心を育てよう
著者等紹介
石原慎太郎[イシハラシンタロウ]
1954年、『太陽の季節』(芥川賞受賞作)で作家として衝撃的デビューを果たし、弟・石原裕次郎とともにその風俗は一世を風靡した。1968年には、参議院議員選挙の全国区で、史上最高得票当選。以後28年にわたり作家と政治家を両立させる。日米の正しい関係を鋭く衝いた著書『「NO」と言える日本』(光文社刊)は日米間だけでなく世界的な波紋を投げかけ、大ベストセラーに。また、家庭では4人の男の子の父親であり、その体験をもとにした『スパルタ教育』は教育界に大反響を巻き起こした。学校や家庭での惨憺たる最近の状況を憂えて、『「父」なくして国立たず』(光文社刊)を著わし、「父性の復権」を説く。1999年、東京から日本の改革を目指し、東京都知事選挙に出馬、「人が生きていく上で当然の心得を伝える教育」を公約の柱に掲げ、当選。現在、東京都知事として「心の東京革命」など諸改革に挑む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 秋田藩小事典