目次
第1章 日中・大東亜戦争が日本の侵略で始まったのではない歴々たる事実
第2章 日本側に知らされなかった東京裁判の真実
第3章 憲法による国家主権の剥奪
第4章 「戦後民主主義」と「人権思想」によってこの国は何を失ったか
第5章 マインドコントロールからの覚醒
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カブトムシ
15
再読。渡部昇一『日本の生き筋』と合わせて読んだ。ミッドウェー海戦について、1942年(昭和17年)7月に、日本海軍が致命的な敗北を喫した。問題はその反省会を行わず、その後にも失敗を繰り返した事だった。アメリカの方が、作戦失敗や指揮不適切についての査問会をよく行う。日本も反省会がもし行われていたら、敵側に暗号が解読されていたために、南雲忠一中将率いる機動部隊が、広大な太平洋上で待ち伏せされたことが解ったはずだった。そして、暗号の管理をもっと厳しく行い、絶えず暗号を変えるという対策が立てられ、展開は変わった。
naoto
2
久々の渡部昇一。谷沢永一との「W保守ご意見番本」。しかし、渡部昇一の教養には恐れ入る限り。「日本が悪かった派」の人達も、このくらいの教養を身につけて主張してくれないと、日本が悪かったとは思えないよなぁ。本物の教養のある左翼論客、出てこい。そうじゃないと、論戦にもならないぞ。2014/02/19
Takashi Katou
1
日本の戦争責任について、いろんな説や意見、報道などなど、特に終戦記念日の近づいた今、話題になってる。一度、問題となっている根拠を整理して読みたいと思った時に見つけた本。歴史の認識、諸説の内容を理解するのにはばっちりの本だった。後の解釈は人それぞれの考え方。俺としては、背景を知っておくと…聞いてもわかりやすくなったよ。2013/08/07
出世八五郎
0
読んだのは90年代だと思う。その頃は渡部昇一スゲっ♪状態で片っ端から氏の著作を貪った内の一冊。内容はWW2前後のことでホーリースムート法だとかメカラウロコなことは毎度勉強になる渡部昇一さんの本。
-
- 和書
- 秋篠川 - 歌集