エモい世界史―「感情」はいかに歴史を動かしたか

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エモい世界史―「感情」はいかに歴史を動かしたか

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334962654
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0020

内容説明

ソクラテスの処刑、仏教の伝播、十字軍の遠征、魔女裁判、アメリカ独立、ローマ帝国の没落、第一次世界大戦、そして現代―多くの歴史的事件を読み解くカギは「感情」にある。現代では当然のものとされる「感情」。だが、そもそも心の動きのとらえ方は、時代によって大きく異なる。その時代ごとの理解や信念は、どう社会に影響を及ぼしたのか?どう現代を形作ったのか?心理学から神経科学、哲学、言語、美術史まで、幅広い知識をもとに、時代・文化・地域によって異なる「感情」の動き方を通して、世界史を概観する知的興奮の書。

目次

古代ギリシアの有徳のしるし
インドの欲望
聖パウロの情念
十字軍の愛
オスマン帝国が恐れたもの
忌まわしき魔女騒動
甘い自由への欲望
人が感情をいだくとき
桜の国の恥ずかしさ
アフリカの女王の怒り
シェル・ショック
龍の屈辱
愛と母(なる国)
大いなる感情の衝突
人間は電気羊の夢を見るか?
おわりに 最後の気分は?

著者等紹介

ファース=ゴッドビヒア,リチャード[ファースゴッドビヒア,リチャード] [Firth‐Godbehere,Richard]
感情にまつわる歴史、言語、科学、思想を専門とする研究者。ロンドン大学ゴールドスミス校で歴史学および思想史を専攻。ケンブリッジ大学で歴史学の修士課程を修了した後、ロンドン大学クイーン・メアリー校で博士号を取得。ロンドン大学クイーン・メアリー校感情史研究センターの名誉フェロー、ウォックセン大学特別教授。本書が初の著作

橋本篤史[ハシモトアツシ]
翻訳家。法政大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ceskepivo

4
歴史は、人間の営為の積み重ね。人間は感情で動く。そして、歴史も感情で作られるということか。2023/10/29

kentake

3
その時々の人間の感情が、人類の歴史にいかに影響を及ぼしてきたかについて、実例を挙げつつ解説されている。 歴史上の出来事を、その背景にある人間の感情という視点から見ることにより、これまでなぜそのような展開になったのか疑問に感じた事柄についても、その時々の当事者が感じていた忌まわしさや恥の感情、他集団に対する固定観念などが作用した結果であったということがわかり面白い。 また終盤で、物事を理解するための身体感覚を持たないAIは感情を抱くことはできない、という説が紹介されている点には、やや安心した。2024/03/15

takao

2
ふむ2023/12/18

Shori

2
タイトル軽めだが、第一線の感情史研究者による優れたガイド本だった。感情は近代概念として構築されたもの。生物としての普遍感情を探る派と、文化による構築物ととらえる派に二分されてきたが、昨今は文脈が不可分とする感情構築理論が優勢になってきているとのこと。感情は自然に備わったものと無意識に考えていたが、客体としてみると奥深い。宗教・思想、近代国家成立(特に米ソの正反対のようで本質的に同一の感情統制の試み、中国の屈辱)への影響の語り方が新鮮だった。2023/11/27

かじかじ。

1
人間は感情の動物と言われるが、この本を読んで感情は二百年ぼど前に西洋人が定義した気持ちの集合体にすぎないことを知った。以前は感じると言う語だけだった。この本を古代ギリシャから現代まで時代や場所ごとに感情に関する捉え方が書かれている。日本についても記載があり恥の文化が書かれているが、当初は貴族階級のみが対象だったらしい。今となっては日本人全体にかかる言葉になっていることに驚く。近代では脳が意識する前に行動が起こっていことまで解明されおり、近い将来感情を機械で理解できる時が来るのか楽しみだ。2023/12/02

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