出版社内容情報
韓国社会を震撼させたデジタル性犯罪「n番部屋事件」。その実態を暴いた2人の大学生による取材記録! 「n番部屋」と呼ばれるテレグラム内のチャットルームでは、卑劣な手口で未成年者を含む女性たちが性的搾取の対象とされていた。被害者を救うべく「追跡団火花」として立ち上がったプルとタンによる潜入取材、そしてフェミニズムとの出会いやメディアの反応など事件前後の出来事を記した「わたしたち」の連帯のための一冊。
内容説明
2020年3月、韓国社会を震撼させたデジタル性犯罪「n番部屋事件」。その実態を暴いたのは、2人の大学生の潜入取材だった―。チャットアプリ「テレグラム」内に存在するチャットルーム「n番部屋」。そこではガッガッと名乗る人物により脅迫された未成年者の性的搾取物(写真・動画)が流通していた。盗撮データ、知人凌辱、ディープフェイクなど、デジタル性犯罪の温床となっていたテレグラム。数万人以上が傍観を決め込むその卑劣な性的搾取から被害者たちを救うべく、記者志望のプルとタンは「追跡団火花」として立ち上がった―。「n番部屋」追跡の9カ月、そして事件前後の2人のライフストーリーやデジタル性犯罪の実態を記した、「わたしたち」の連帯のための記録。
目次
第1部 2019年7月 あの日の記録
第2部 プルとタンの話(出会い;何かが間違っているようだ、何かがおかしいようだ;自分の声を上げ始める;どこに行けばもう一度自分と出会えるのか;取材を始めて;n番部屋報道、その後;「追跡団火花」の始まり)
第3部 ともに燃え上がる
付録(法の正義を書き換える―性暴力・性的搾取根絶市民法廷(集会)での発言文(2020年8月)
「未成年者の性的搾取物を売るんですか?」…「テレグラム」の無法地帯
デジタル性犯罪に関する用語解説)
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