出版社内容情報
父親は母親同様、子どもの発達に大きな影響を与えていると同時に、「子育て」が父親に与える影響についても調査した科学レポート。
内容説明
ママが妊娠するとき、パパの体も驚きの変化を遂げる―。父親50万年の旅路、その驚くべき多用性と効能を明かす。
目次
第1部 最初の父親(お父さん1.0―人類における父親の進化)
第2部 受胎と妊娠(パパの脳内の赤ちゃん―妊娠、アイデンティティ、胎動の喜び;父親になることの大切さ―体の変化だけじゃない)
第3部 出産(父親の誕生―父親、出産、健康、幸福;複数の父親―父親、柔軟性、そして子供の生存;お父さんってどんな人?―遺伝子、心理学、ホルモン)
第4部 最初の数週間(愛してるぜ、ベイビー!―遊び、笑い声、絆;そして、二が三に(いや四に、五に…)―親の役割と関係)
第5部 そしてついにお楽しみの時間…(父親という学校―父親が子供に教えること;よちよち歩きの彼方へ―子供の発達における父親の役割;お父さん24345.0―父親業の未来)
著者等紹介
メイチン,アンナ[メイチン,アンナ] [Machin,Anna]
英国の進化人類学者。恋愛関係、友情、親子関係などに関する研究で世界的に知られている。動物園勤務の霊長類学者としてキャリアをスタートし、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで理学修士号、レディング大学で博士号を取得。現在はオックスフォード大学実験心理学部の客員研究員。神経科学、遺伝学、心理学、類人猿の認知能力などに関して、多くの新聞や雑誌に寄稿し、ラジオ、テレビ、ネット動画などでも発言している。バッキンガムシャー在住
熊谷千寿[クマガイチトシ]
1968年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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