言葉の品格

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334962258
  • NDC分類 929.14
  • Cコード C0098

出版社内容情報



イ・ギジュ[ギジュ イ]
著・文・その他

米津篤八[ヨネヅ トクヤ]
翻訳

内容説明

何気なく口にする一言に、その人の品格が表れる―言葉が人を表すのであれば、このぎすぎすしがちな時代に私たちはどのような言葉を用いるべきだろうか―日々の生活で目にし、耳に入ってくる言葉をていねいに掬い取り、古今東西の故事や時事とも照らし合わせながら、言葉に付き従っている感情を探っていく韓国の大ベストセラーエッセイ。

目次

1講 以聴得心―聞いてこそ心を得る(尊重―よく話すためには、よく聞かねばならない;傾聴―相手はあなたの口ではなく耳を求めている ほか)
2講 寡言無患―言葉が少なければ、憂いがない(沈黙―言葉にも時には休息が必要だ;簡潔―言葉の量にこだわる必要はない ほか)
3講 言為心声―言葉は心の声だ(人香―人の香気;言行―言葉と行動の間 ほか)
4講 大言炎炎―大きな言葉には力がある(転換―負け方を知ってこそ、勝ち方がわかる;批判―温かさから生まれる冷たい言葉 ほか)

著者等紹介

イギジュ[イギジュ]
作家、出版社代表。ソウル経済新聞などで社会部・経済部・政治部の記者として8年間勤務後、韓国大統領府のスピーチライターに。政府高官や大企業幹部の演説文執筆も手がける。国立世宗図書館、韓国銀行、大宇証券、マイクインパクト等で作文と対話法についての講演も行う

米津篤八[ヨネズトクヤ]
朝日新聞社勤務を経て、朝鮮語・英語翻訳家。ソウル大学大学院で朝鮮韓国現代史を学び、現在は一橋大学大学院博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

170
一冊の本の中に活字の森がある。寂しくなったときに木洩れ日がやさしく包み込んでくれる。包容力と親和力、一葉一葉の重なりが言葉の品格を増す。哀傷の影も傾聴で光届く。鋭く尖った武器にもなり得る言葉に渇ききった心を、沁み入る雫が掬い上げてくれることもある。「言葉は一人の口から出るが千人の耳に入る。そしてついには一万人の口へと伝染する」…批判や比較は対立となる。人を指で差してはいけない。その手と手を繋ぐのである。本書を読み終えるとき、言葉の温もりに満たされ、潤った品格は膨らみ、あらゆる感情がどこまでも紡がれていく。2022/05/29

lily

129
こんなに品格がダイレクトに伝わって一回読むと忘れられない著者紹介は珍しい。韓国大統領府のスピーチライターを務めたのも納得。言葉にも著者のオーラにも中性的な抱擁を感じる。巷の些細な会話にも人一倍の聴力と共感力と美徳や喜びや刺激を見出す心を持った人こそ、言葉の価値をとても大事にする。子供のように愛情たっぷりに働きかけ丹念に育てる。一言一言が相手にとって、プラスに働きかけてくれるように、切なる願いを込めて、言葉という心の水が太陽の光を吸収しながら心の根へと滴る。2020/04/01

mike

68
「言葉の温度」より前に書かれたエッセイ。日常風景だけでなく先人の教えやオバマ前大統領の言葉を引用しているので、若干硬い印象。フランスのとあるカフェの話が面白い。注文の仕方で金額が異なるそうな。「コーヒー」(900円)「コーヒーください」(550円)「こんにちは。コーヒーを一杯ください」(180円)ヾ(≧▽≦*)2023/01/31

おうち時間

59
表紙を開くと「何気なく口にした一言に品格が表れる。その人だけの体臭、その人が持つ固有の香りはその人が使っている言葉から匂い立つものだ」とあります。なるほど…と思いページをめくると歴史的な賢者やオバマ大統領などの名言を例にあげて言葉の使い方を間違えてはいけないということを教えてくれます。「言葉という楽器を美しく奏でるのではなく、ただ鋭くとがった武器として使っていないか」この様に自分を省みて考えさせられるところも。著者のメッセージ「あなたの言葉が誰かにとって一輪の花になりますように」を心に刻んでおきたいです。2022/06/19

けんとまん1007

42
言葉の品格。今、まさに、これまで以上に大切になってきている。投げつけた言葉は、いずれ自分に返ってくる。それだけ、我慢がでないし、余裕がないからだろう。ページをめくるにしたがい、こころが落ち着いていく感じがした。できているかどうかは言えないが、少なくとも気を付けていることが沢山述べられている。やたらっと、コミュニケーションに関連する本が多いが、この1冊はそれらをすべて凌駕する。根本が書かれているからだと感じた。2020/05/22

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