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出版社内容情報
ビアンカ・ボスカー[ボスカー ビアンカ]
著・文・その他
小西敦子[コニシ アツコ]
翻訳
内容説明
ワイン界の猛者たちを、素人の女性ジャーナリストがからだを張って取材したベストセラー・ノンフィクション!
目次
ブラインド・テイスティング
ねずみ
シークレット・ソサイエティ
決着の場
脳
魔法の王国
バッカス祭り
クオリティ・コントロール
十戒
パフォーマンス
トライアル
フロア
究極のブラインド・テイスティング
著者等紹介
ボスカー,ビアンカ[ボスカー,ビアンカ] [Bosker,Bianca]
『ハフィントン・ポスト』の元テクノロジー編集幹部。現在はジャーナリストとして食、ワイン、建築、テクノロジーについて雑誌などに寄稿している。ニューヨーク在住
小西敦子[コニシアツコ]
出版社勤務の後、翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shin
16
ワインに興味を持ったのをきっかけに読んでみたのだけれど、「ワイン道」の奥深さを教えてくれる素晴らしい本だった。著者は記者の仕事を捨ててまでワインの真髄の理解とソムリエを目指し、文字通り体当たりで肝臓と頭脳と感覚器と精神を酷使しながらワインの世界の奥にある「悦び」へと突き進む。その姿を(少し年上の自分は)ハラハラしながら眺めつつもしだいに研ぎ澄まされていく著者の嗅覚と味覚、そして世界を《味わう》ことへの感度と覚悟の高まりに嫉妬すら覚える。これくらいのアホなことを試みてもいい。ワインにはそうさせる何かがある。2019/02/24
エリナ松岡
9
とにかく長かったなあ、という印象が強く、面白いところもあるだけに惜しい気がします。ワインについては相変わらずチンプンカンプンのままですが、ソムリエがどういう存在であるかというのは、とてもよく理解できました。2019/02/05
大先生
2
友人の薦めで読みましたが、ソムリエがどういう人達なのかが良く分かる本でした。確かに熱狂してなきゃできそうにない職業だと思います。著者自身も元々はソムリエに対して好意的ではなかったのに編集者という仕事を辞してまで取材することになるなんて。人生何があるか分からないですね。私がソムリエを必要とすることはないと思いますが、まさかがあるのでしょうか。2019/01/15
ゆういち
0
ワインに人生を捧げる人たちのノンフィクション。単にソムリエたちの物語というだけでなく、ワインや嗅覚に関する研究にも触れているのは面白い。しかし、文章がやや冗長なので流し読みするのがおすすめ。2019/04/27
Yasuyuki Kobayashi
0
ワイン好きには楽しい1冊であるが、ソムリエになろうとする意欲は失せる。2019/03/29