シマウマの縞 蝶の模様―エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源

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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334961978
  • NDC分類 481.2
  • Cコード C0098

内容説明

なぜ、かたちと模様がこれほど多様なのか。その謎を説くカギ、「マスター遺伝子」とは―。進化理論の驚くべき展開。

目次

蝶とシマウマと胚
第1部 動物をつくる(動物の設計―新しい形、古いデザイン;モンスター、ミュータント、マスター遺伝子;大腸菌からゾウへ;子供をつくるために必要な二万五〇〇〇の遺伝子 ほか)
第2部 化石と遺伝子と動物の多様性構築(動物進化のビッグバン;小爆発―翼などの革命的発明;蝶の目玉模様;黒く塗れ ほか)

著者等紹介

キャロル,ショーン・B.[キャロル,ショーンB.][Carroll,Sean B.]
1961年オハイオ州トレド生まれ。ハワード・ヒューズ医学研究所研究員およびウィスコンシン大学マディソン校教授。進化発生生物学(エボデボ)分野のスーパースター

渡辺政隆[ワタナベマサタカ]
サイエンスライター、文部科学省科学技術政策研究所上席研究官、和歌山大学客員教授、奈良先端科学技術大学院大学客員教授。東京大学大学院修了。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション

経塚淳子[キョウズカジュンコ]
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。東京大学大学院修了、農学博士。専門は分子生物学、植物の形態形成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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紺。。。

1
やっぱり理系の本は持っている知識が薄いせいもあって、読むのに時間かかるな…。でも、遺伝子スイッチなど、かなり面白い話満載。生物進化の分野も少しずつ読んでみようかな。2014/03/13

惰性人

1
最新の進化発生生物学の啓蒙書。進化と発生の謎解きが面白いです。2008/06/21

takao

0
☆遺伝子の発現の違いとか、同じ遺伝子を複数セット持っているとか2016/08/11

thinkeroid

0
「エボデボ革命」という言い草を一般(含む科学哲学者)にもてはやさせることになった本。ただ、「(化石も含めて)発生=形態学の進化学への統合」がエボデボ革命としてあるんだが、個人的には単細胞から多細胞という進化の現象に向き合う者として「生物情報配列ドリブンのメカニズム解明の潮流」との両面とするのが実態に即した描写のように思われる。正と負の転写調節因子(タンパク)と調節領域(モチーフ)の組み合わせとか加減によって、部位特異的な発現パターンが描けることを示す第5章は啓発的。2016/07/03

hutaketa

0
初期人類の足跡化石として名高い「アファール猿人足跡」は、乾燥した象の糞を投げつけて遊んでいた学者(アンドリュー・ヒル)によって発見された2011/01/28

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