目次
第1章 軍事力の格差
第2章 強さの心理と弱さの心理
第3章 超々大国
第4章 ポストモダンの楽園
第5章 アメリカが作った世界
第6章 「欧米」はいまでもあるのか
第7章 覇権への適応
著者等紹介
ケーガン,ロバート[ケーガン,ロバート][Kagan,Robert]
カーネギー国際平和財団の上級研究員で、アメリカ・リーダーシップ・プロジェクトの責任者。ワシントン・ポストなどの新聞・雑誌にコラムを執筆している。レーガン政権時代の1984~88年に国務省に勤務し、国務長官のスピーチライター責任者、政策立案スタッフの一員であった
山岡洋一[ヤマオカヨウイチ]
翻訳家。1949年生まれ。政治経済分野の翻訳で高い評価を得る
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感想・レビュー
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Riopapa
3
ヨーロッパですらアメリカの覇権主義に対抗できないのであれば、日本もアメリカに抵抗していくのは難しいのだろう。やはり中国と韓国以外のアジアと仲良くしていくしかない。2013/07/08
ろーじゃ
3
ネオコンの親玉、ロバート・ケーガン氏の論文の邦訳です。日本ではアメリカとヨーロッパを'欧米'として一括りで捉えるきらいがありますが、ケーガン氏は国際政治観の観点からヨーロッパとの決別を主張。 ブッシュ政権時のアメリカの単独行動主義は、この本を通すとよく見えてきます。2013/02/01
脳疣沼
2
ネオコンと言えば悪の代名詞のようなものだが、彼らの主張はそれはそれで納得できるものだと思った。結局、ヨーロッパ(日本もそう)のような国々、つまり自らの手を汚すことはせずにアメリカに守られて温々と暮らしてきて、しかしそのくせ、なにかあるとすぐにアメリカを批判する、そんな国達に、自分で何でも出来てしまうアメリカがいらつくのは理解できないことではない。日本も中国脅威論で騒いでいるくせに、防衛費は抑制したままで、結局アメリカ頼みである。そのくせ、「アメリカは本当に日本を守る気があるのか!」などと責めるのである。2014/07/10
ヨンデル
1
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/21
samandabadra
1
安保ただのり論 ヨーロッパ版分析 byアメリカ人 ただし、自分の都合に悪いことは お隠しになられたもののようで 2009/05/08