内容説明
医師ジェシー・マルデールは、イギリスから南米のガクタ共和国にある病院、ラ・プリマベーラに赴任する。だが、彼女の真の任務は、元英国諜報部員として、ガクタ共和国の政情について情報を送ることだった。ガクタは、英雄エルナンデス将軍を陰で操るニコラス・シュリーマンに牛耳られていた。警戒していたジェシーだったが、一目会うなりニコラスの危険な魅力の虜になってしまう。ガクタの熱帯雨林を巡る陰謀を追いながら、ジェシーはニコラスとの激しくも危険な情事にのめりこんでいく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
8
Vコレクション6作目。英国諜報員のジェシーは元上司に説得され、南米の共和国に医師として潜入する。同僚医師の代わりに共和国の影の支配者ニコラスを診察したのがきっかけで口説かれ、彼と関係を持つが…。様々なタイプの男性とのホットシーンがあるけれど、どの男性もそこまで魅力的ではないし、ジェシーが割り切った関係を好むのでロマンス描写がほとんどなく盛り上がらない。童貞くんに悪戯心でSM性癖を植え付けておきながら、そっちに興味ないからと関係を切るのは酷いと思う(その後、良いパートナーと巡り合えたようでよかった)。2019/11/27
まめもち
1
女性スパイがターゲットに近づき親密になって情報を得ようとするも逆にとりこになってしまう。敵対勢力を利用して（関係を持って）追い詰めるも忘れられなくて追いかけていく。このシリーズはやはりストーリーはおそまつ。ＨＯＴシーンの書かれ方も売りにしてるんならもっと上手に書いて。2016/08/17
