内容説明
文明の波に追われるインディオ、黄金の夢に憑かれた探鉱者ガリンペイロ、不法入植者ポセイロ、そして“開発”という名の先進国の自然破壊…。本書は、数十年の歳月をかけ、アマゾンを取材したイギリス人テレビ・ジャーナリストの冒険物語であり、21世紀に向けて、地球環境と自然開発のあり方を問う警鐘の書である。
目次
第1章 森の暮らし―シングー1958年
第2章 開発の先鋒―シングー国立公園1967~69年
第3章 フロンティア―ロンドニア1980~84年
第4章 土地を求めて―パラ州南部1987年
第5章 エル・ドラド―カラジャス1985~87年
第6章 シコ・メンデスとセリンゲイロ―アクレ1986~90年
第7章 環境保護の10年