内容説明
楼桑村の一青年、劉備玄徳は天下のために関羽、張飛と“桃園結義”をし、世に打って出る。以来、百年の三国興亡のドラマが始まる―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
youpen
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韓国の国民的作家である鄭飛石氏による三国志。 黄巾から五丈原ぐらいまでを描いた作品は数あるが、その中では長丁場すぎずに割と読みやすく、個人的に日本でいう人形劇三国志の雰囲気に近い印象。 ただ、キャラクターの善悪がはっきりしており、悪役を割り振られる人物もいる為に一部の武将のファンにとってはやや憤慨する内容であり、時折正史や演義とも違った展開があるのが難点か。
ケルトリ
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三国志の「さ」すら知らない状態での完全初見読書。 由緒ある血統の持ち主、幼くして賢者に認められる、なんやかんやしているうちに無一文から馬と武器が手に入る。 三国志がこれ以上ないぐらいの英雄系のストーリーで驚いた。 しかしページ数が凄まじい(ここから中巻・下巻まである……)のと、登場人物の名前が一向に覚えられないせいもあって読むのになかなか苦労した。2019/03/29