内容説明
20世紀最大の謀略を解明。現代史の空白を埋める衝撃の書。26年の沈黙を破って、マフィア大ボスの実弟が語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
12
マフィアの首領サム・ジアンカ-ナ(1908-1975)が、実弟チャックと交わした会話をもとに、ジョン.F.ケネディ、ロバ-ト.F.ケネディ、マリリン・モンロ-の死の真相を記録した、出版当時物議をかもしたであろう衝撃のレポ-ト。 暗黒街の血の抗争を生き延び、賭博、売春、麻薬、ショ-ビジネスの世界に君臨した政界の裏の顔をもつサム・ジアンカ-ノが、CIAとの関係を利用し、秘密を知る邪魔者の暗殺を手引したとすれば、事件の背後に隠れたCIAやFBIの関係者が断じて口を割ることのない、内部犯行説の真実味が増す。2021/08/24
hikarunoir
7
やくざの自分語りは話半分位で受け止めた方がいいが、核の語り手な弟は足を洗い説得力が一定ある。アイリッシュマンで濁す部分も明け透けでスッキリ。2022/06/03
Mazza
1
色んな人生があるものだな。2021/10/16
310442
0
フィクションとして楽しみました。 戦前のアメリカの雰囲気を感じれたのでいいかなと。ただ再読はありませんね。2013/03/23
ひでまろ
0
著者のチャックが自分のことを堅気の如く語っているのが片腹痛い。ギャングは所詮ギャングであり、不幸な末路をたどって当たり前。米国が口にする「悪の枢軸」とは、米国自身かもしれない。2012/12/15