出版社内容情報
久住昌之[クスミ マサユキ]
著・文・その他
内容説明
これぞ、リアル『孤独のグルメ』!!!旅先や散歩中に出会った飲食店。ネットで検索はいっさいせず、入る前に店をよーく見て、想像力をたぎらせる。決断が難しい店ほど、当たればワンアンドオンリーのおいしさと、ドラマがある!入るのか?やめるのか?信じるのは己の勘のみ―『孤独のグルメ』原作者、最新刊!!自分の足で探した「勝負の店」に挑むエッセイ38篇。
目次
岡山県岡山市の珍味ピータンと支那そば
和歌山県和歌山市のすっぱい大根漬け
東京都武蔵野市の肉じゃが
新宿区中井の地酒とツブ貝
練馬区立野町の鰺の唐揚げ
練馬区関町の正油ラーメン
杉並区高円寺のピーマン炒め
北海道函館市のししゃも焼きと三平汁
杉並区阿佐谷の馬刺と濃口醤油
墨田区押上の透明グリーンソーダ水〔ほか〕
著者等紹介
久住昌之[クスミマサユキ]
1958年、東京都生まれ。1981年、原作を担当し「泉昌之」名義でマンガ家デビュー(作画は和泉晴紀)。その後数多くの作品を発表。近年では人気ドラマにもなった『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』『食の軍師』などの原作を手がける。さらにエッセイスト、ミュージシャン、切り絵師など幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
74
あまり馴染みのない町で、食事をするときのドキドキ感が伝わってきますね。私自身、チェーン店は避けていますので、お店の選択は重要なのです。時に、ここは間違いないという勘が働き、定期的に通うようになるお店もあります。吉田類さんが薦めていたお店にも外れはあります。本当に良い店は、誰にも教えてくありません。2023/03/30
けぴ
45
『孤独のグルメ』作者の久住昌之さんによるグルメ本。基本的にネットで検索しないでピンときた店に入って食した感想が並ぶ。ネガティブなコメントはほとんどなくコスパ的な視点もほとんどないので、実際にいってみると必ずしも万人が満足するわけではないでしょう。数編ずつ読んで行くのがオススメ。2023/05/01
Karl Heintz Schneider
38
ご存知「孤独のグルメ」の原作者・久住昌之さんによる食べ歩きルポ。事前に調べることはせず、店の前でスマホによる検索もせず、自分の直感のみで入る店を決める。それが勝負の店だ。原作者の久住さんもまたリアル孤独のグルメだった。心に残った言葉「店というのは、どんな店であっても、営業しているというだけで、物語なのだ。だから、目の前のこの店も物語の途中だ。」料理や営業方針について、素人がとやかく言うべきではない。久住さんの店に対するリスペクトがわかる言葉だと思う。2022/11/25
おかむら
31
久住さんの新作はリアル孤独のグルメ。久住さんが自分だけの勘で見つけたお店に勇気を出して入ってみる記。これはもう楽しいわ! 入った店に吉田類のサインがあるとガッカリ、ここはいい店と答えを教えられた気分、っていうのなんかワカルわー。2022/12/28
山田太郎
28
なんでまた佐賀なんだと思いつつ行けそうなのは佐賀の店しかないなと思った。勝負だけど、勝ちなところしかないからつまんない。地雷踏んでとんでもない店の方が面白いと思うけど、やっぱりあとから文句言われそうだし、商売邪魔するなと怒られるよなやっぱり。私も最近散歩が趣味でお昼ご飯は知らないお店に入るのが趣味ですが、なかなか外れのお店ってないなと。2022/11/02