- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > タレント
出版社内容情報
SPEED時代、障害の子供を持った母親、国会議員としての今井絵理子を記す。閉塞感に包まれる若い女性たちの励みとなるエッセイ。
目次
第1章 政治家になった私(参議院議員・山東昭子さんとの出会い;再会、そして突然の「お誘い」 ほか)
第2章 耳が聞こえない息子とともに(息子はプロレスラー;第二の人生 ほか)
第3章 SPEEDが私の原点(眩しかった東京;ファミレスと月に一度の“SPEED会議” ほか)
第4章 政治家として目指すこと(難聴児支援;特別支援教育の充実 ほか)
著者等紹介
今井絵理子[イマイエリコ]
1983年9月22日沖縄県生まれ。1996年、SPEEDのメンバーとしてデビュー。2000年、SPEED解散後、ソロとして活動を開始。2004年、長男を出産。2008年、息子の聴覚障がいを公表。NHK「みんなの手話」の司会を担当し、講演・執筆など幅広く活動。2016年、第24回参議院議員選挙に全国比例区より立候補して初当選。現在1期目。2019年、内閣府大臣政務官。2020年、参議院国会対策委員会副委員長、自民党女性局長代理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茶々吉(パーソナリティ千波留)
2
2022年2月9日放送の みのおエフエム「図書館だより」で紹介するために読了。 こういう、著名人の半生記はあまり好みではなく、仕事でなければ読まなかったと思う。 聞こえの障害を持って生まれてくる赤ちゃんは約1000人に一人だそうだ。発見が早いほどいいのだが、なかなかそうはいかないらしい。私自身、突発性難聴で入院した時、周りの人にはどこが悪いのかわかってもらえなかった。耳が聞こえない、というのは分かりづらい障害なのだ。そういうことを知れてよかった。それにしてもSPEEDの活動が3年ほどしかなかったとは。2022/02/09
こちむ
2
ココロノウタを10年ほど前に読んで、元々SPEEDファンで彼女の歌声が大好きだった上にもっともっと、同じ母親として親しみも尊敬も覚えた。彼女が政界進出する時もマスコミも国民も酷い言葉を投げつけたし、スキャンダルもやっちまった感があったけれど、そんな事で彼女が潰れるわけはないと信じていた。 読みやすく、小学生高学年からでも読めるし政治や福祉のことを分かりやすく理解出来る本になっているので学校図書館に置いてよいのでは。 この本を読めば「政治家になりたい」と思える子供も増えそう。
ホッティ
2
今日は、今井絵理子さん「動かなきゃ、何も始まらない」光文社を読みました。 これは30代で参議院議員になり、元Speedのボーカルだった今井さんの自伝です。12歳で沖縄から上京してからの25年間が描かれています。 最後まで読むと今井さんの頑張りがわかる感じでした。 好きな言葉は「あせらず くらべず あきらめず」みたいです。 内容として議員活動はもちろん、聴覚障害のある息子さんとの交流と子育て、懐かしのSpeed時代のエピソードまで多岐にわたっています。 懐かしのカラー写真もありますのでオススメですよ。2022/01/24
のっち
1
去年の国会での手話での質疑はTwitter、facebookなどの手話関係で話題になりました。最近では岸田総理に手話を教えているリモートも公開されてました。息子さんがろう者、自分がSPEEDと言う名前だけで政治家になったのかと申し訳ないけどそう思ってました。でもこの1冊で見方がかわりました。多大な努力と活動が綴られてますがやはり手話に関することは力強い。私も手話に興味があるため共感できることがたくさんありました。もう少し息子さんのことも書かれていたらとも思いました。2021/11/11