出版社内容情報
名将・野村克也。彼が監督を務めた球団で、選手として仕えチームを支えたトッププレーヤーたちが語る、それぞれの「野村野球」論。
内容説明
江夏豊、古田敦也、遠山奨志、山〓武司。四人の教え子が語る人間・野村克也の真実。
目次
第1章 南海時代 代表/江夏豊(愛すべき「おっさん」のために優勝しよう!;片方の目で打者を見て、片方の目でミット(投球)を見る ほか)
第2章 ヤクルト時代 代表/古田敦也(50周年OB戦で「代打・野村克也!」;初対面のミーティングで孔子の「耳順」 ほか)
第3章 阪神時代 代表/遠山奨志(初めはプロ野球に行くつもりはなかった;「掛布・バース・岡田」をバックに「ナチュラル・カット」で8勝 ほか)
第4章 楽天時代 代表/山〓武司(99年、縁があった「逆転サヨナラ3ラン」;「野球が大嫌いです」と胸中を吐露 ほか)
著者等紹介
飯尾哲司[イイオテツジ]
静岡県生まれ。ベースボール・マガジン社出身。『週刊ベースボール』時代は、「記録」「技術」「ルール」「選手名鑑」分野を主に担当。『ドラフト史』創刊スタッフも務める。のちヤクルト球団発行物の制作スタッフとしてスワローズファンブック、ファンクラブ会報誌、選手カレンダー、公式ホームページ(写真部門)を担当。「野村ヤクルト」9年間を含む球場・現場取材歴は27年以上に及ぶ。野村克也関連の書籍は計10冊以上の制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もとむ
15
野村監督の下でプレーした4名(江夏豊、古田敦也、遠山奨志、山崎武司)の解説入り談話集。江夏や古田や山崎はよく聞く内容ではあったが、遠山奨志の話はかなり珍しく貴重。当時の大打者松井秀喜を抑えるべく、ここぞという場面で松井にあててきて、見事に抑える(99年は13打数0安打)。引退寸前の遠山を復活させたノムさんの手腕はさすが👍その遠山が敵である松井にサイン入りバットをお願いしたら、試合前のグラウンドで渡してきたので案の定ノムさんに見られ「遠山、お前なんしてんねん?」と…これは笑えた😆遠山と松井のちょっとイイ話✨2024/12/21
史
2
異なる時代の人間が、同じ監督を語る。そして、歴史に残る舞台に立つ。2020/10/28
-
- 和書
- 夜の電話のあなたの声は