内容説明
“高貴な俗物”と“正義の成り上がり”による、人生を賭けた愛憎劇。著名なロシア文学のひとつである『桜の園』から、新たな物語が浮かび上がる!ラネーフスカヤの夫はシャンパンの飲み過ぎで他界、息子は溺死、領地は競売にかけられる―。破産寸前の地主貴族の一家が踏み出す、新しい人生とは!?貴族と労働者の階級差、そして新しい時代の幕開けを描く、ロシアの不朽の名作。
著者等紹介
チェーホフ,アントン・パーヴロヴィチ[チェーホフ,アントンパーヴロヴィチ] [Чехов,А.П.]
1860~1904。ロシア文学界を代表する作家、劇作家。ロシア南西の都市タガンローグに生まれるが、16歳のときに一家が破産し、逃げるようにモスクワへ移住。医学部に進学する頃から短編の執筆を始め、医師の資格を取得したのちも、医者と作家を両立させて家計を支えた。初期の頃は短編を多く執筆。短い生涯で600作以上の優れた作品を遺した、多作の文豪としても知られる。1904年、結核のため逝去。享年44
本間文子[ホンマアヤコ]
小説家・編集者・ライター。宮城県生まれ。出版社の宣伝部、書籍や雑誌の編集部勤務を経て、現在フリーランスとして活動。雑誌のタイアップ記事や企業広報誌、オウンドメディアなどの企画・取材・執筆・編集などを行っている。2002年に『ボディロック?』で第10回ストリートノベル大賞を受賞し、リトルモアからデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅香
detu
さかな
ねええちゃんvol.2