内容説明
“アダルトメーカー営業女子”のちょっと変わった仕事を紹介します。コミック&エッセイ。
目次
1章 オナホ売りOLの日常(業務内容;営業の必需品 ほか)
2章 グッズ編(取り扱い商品;グッズを売るために ほか)
3章 イベント編(イベントってこんな感じ;AV女優さんとの距離感 ほか)
4章 AV編(AV基礎知識;最近のAV事情 ほか)
著者等紹介
堀江もちこ[ホリエモチコ]
AVやアダルトグッズを制作・販売する株式会社トータル・メディア・エージェンシー(通称TMA。グッズ部門の名称はタマトイズ)の営業担当。勤続3年目。営業以外にパッケージのライティングやコスプレをすることもある
菅原県[スガワラケン]
漫画家・イラストレーター。2004年、集英社主催のギャグ漫画新人賞年間グランプリを受賞。その後、「週刊ヤングジャンプ」で連載デビュー。雑誌、Web、書籍などで幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アーサー・エリス
4
アダルトグッズ販売会社で営業の仕事をする女性社員が、業界の内情や仕事の内容について語るエッセイ本。AV業界の「あるある」やアクの強い自社製品で笑いを取りつつも、意外にも中身は真面目なお仕事本。営業として自社製品を売り込むやり方や衰退しゆくAV業界への嘆き、女性への風当たりの強いアダルト業界の内情など考えさせられる内容も多かった。「その発想はどこから?」と思わず突っ込みたくなる異形のオ◎ホや「男の娘」系グッズには思わず笑いが。2020/07/22
晴
3
AVや大人のおもちゃを売っているニッチな業界に身を置くOLさんのお仕事エッセイ。内容としては営業あるある的ものが多かったので親近感が湧きましたし、(少しだけ営業をしていたので)自分の知らない世界が垣間見えて楽しかったです。2023/08/27
ポポロ
2
TMAの営業もちこさんの話。最近はアダルトショップに行くことはないのだが、会計が隠れた場所になっていたり、店員の気配の少ない空間というイメージがある。商品流通の仕組みも知られておらず、どのような意思によって運営されているかが見えにくい。著者はメーカーの営業だがそれに対する店舗の人間や施策が描かれ、そのブラックボックスが少し見えた(その形態は本書にあるように失われつつあるのだが)。本書とは直接関係ないことが、著者を含めそこで働くひとのためにアダルト業界が規模を維持しなければならない構造について考えさられた2019/10/26
ホケンタイイク246
0
OLの日常。ステージがAV業界なだけという感じ。2020/12/27