ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784334950880
  • NDC分類 K486
  • Cコード C8045

出版社内容情報

20万部突破の新書大賞受賞作を児童書化。総ルビ、新エピソード加筆、用語解説加筆で小学生~中学生にも読者層を拡げます。

内容説明

ファーブルのような昆虫学者になるため、世界をバッタの害から救うため、アフリカに向かった若きハカセの冒険物語。文部科学省「子供の読書キャンペーン」推薦『バッタを倒しにアフリカへ』が児童書版で登場!

目次

第1章 サハラに青春を賭ける
第2章 アフリカに染まる
第3章 旅立ちを前に
第4章 裏切りの大干ばつ
第5章 聖地でのあがき
第6章 地雷の海を越えて
第7章 彷徨える博士
第8章 「神の罰」に挑む
第9章 我、サハラに死せず

著者等紹介

前野ウルド浩太郎[マエノウルドコウタロウ]
昆虫学者(通称:バッタ博士)。1980年秋田県生まれ。国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(国際農研)研究員。秋田県立秋田中央高校卒、弘前大学農学生命科学部卒、茨城大学大学院農学研究科修士課程修了、神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、現職。アフリカで大発生し、農作物を喰い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる。著書に、第4回いける本大賞を受賞した『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』(東海大学出版部)、毎日出版文化賞特別賞、新書大賞を受賞し、20万部を突破した『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

81
図書館本 表紙をみただけで爆笑!新書版は既に読んだのですが、この児童書版をジャケ借りしてしまいました。パワフルな表紙と見返しは「へんないきもの」シリーズでお馴染みの寺西晃さん。本書は児童書です。児童向きの注釈が追加されていますが、これがまたネタの宝庫で吹き出してしまいます。新書版を読んだ方も、読んでいない方も、めっちゃオススメです!2020/09/21

(*'ω' *)@k_s

63
市立図書~アフリカの地で『神の罰』と呼ばれるサバクトビバッタの飛来は、ありとあらゆる緑を喰い尽くす。昆虫学者としてバッタに立ち向かった著者の冒険物語。大人向けに刊行された新書が、児童書版で最登場✨バッタを愛し、バッタに触れすぎた故に、バッタアレルギーになり、それでもバッタの研究に没頭する。彼の研究場所はアフリカの大地。自分の目で耳で鼻で、五感を活かして観察する。研究の過程、資金調達、論文執筆、一見取っ付き難い内容をわかりやすく面白おかしく紹介してくれます(*´艸`)2021/07/24

Speyside

46
元々新書で出ていたものを、児童書として再刊したもの。難しい言葉にくすりと笑える脚注が添えられているのと、写真がオールカラーで、児童書版を手にとって正解だった。子供の頃に「バッタに食べられたい」という夢を抱いたバッタ研究者のポスドクが、バッタの大群と研究実績を求めて、日本人が13人しか住んでいないモーリタニアの研究所に赴任した顛末記。砂漠や異国ならではのトラブルが次々と襲うのだが、ポジティブに克服していく様が良い。なにより昆虫が大好きという思いが伝わってきて、特に虫好きではない自分も最後まで興味深く読めた。2021/12/02

Nobuko Hashimoto

37
いやいやこれは面白い! うっかり一気読み。新書で話題になっていて気になってた本。児童書版は、笑える語句説明もあって、写真もオールカラー! 理系、それも昆虫なんて一番遠い世界だけど、とっても面白かった! 実験系の人はこんな風に研究を進めるのね〜とか、バッタ好きが高じるとこうなるんやとか、アフリカの習慣って(汗)とか、なにもかもが新鮮。虫や動物や周りの人々への愛情や感謝が伝わる写真もイイ! 普段は虫なんて、できるだけ見ないようにしているのに、この本の写真はどれもじっくり見てしまった! 若者に特におすすめ。 2020/09/18

ケ・セラ・セラ

35
もう面白すぎます!子どもの頃からの夢が「バッタに食べられたい」って、ほとんど病気です(笑) 。何の世界でもその道を極めるというのは大変なことですが、大好きな研究に没頭できることがとにかく楽しくてしょうがない、そんな熱量が溢れています。「夢を追うのは代償を伴うが、夢を持つと喜びや楽しみが増えて努力できる。」(抜粋) 児童書版ということで堅苦しいことなくとても読みやすかったです。2020/08/05

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