内容説明
日本で唯一アメリカ車として実績を上げているハーレーダビッドソンジャパンの社長が40年にわたって自動車産業に身を置いてきた「体験的実感」で解き明かす。日本市場で成功するための「ブランディング」「顧客満足」「マーケティング」とは。
目次
1 「TEACH」型文化と「LEARN」型文化(アメリカ自動車産業の「TEACH」型進出;自動車産業の勃興と日本市場の誕生;日本の「LEARN」型文化の積極的評価)
2 ブランド戦略でつまずいたアメリカ車(社会の繁栄を体現していたアメリカ車のブランド;自動車産業をめぐって激変する世界;CMサターン、日本進出の失敗;フォードもつかめなかった日本の消費者)
3 アメリカ的マーケティングの破綻(販売網IT化への過剰な期待;e‐コマースへのニーズは、ない!;「囲い込み」戦略の末路)
4 日本市場はどう攻略すべきか(世界一難しい日本の消費者;ハーレーダビッドソンのマーケティング)