覚醒〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334928179
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

国会議員を目前にしていた男。出馬表明を控えた日の早朝、気が付いたら泥酔状態だった。現行犯逮捕される。ジャーナリストとして取調べの全面可視化を訴えてきたが、この無様な姿をすべて録画・録音されると思うと、背筋が凍った。弁護士との二度目の接見時、家族について「非常に悲しいお知らせをしなければならない」と言われる。微妙な関係が続いていた妻、最愛の一人息子、誰の身に何があったのか。そして裁判の結果は…。刑務所に収監されることとなるのか。

著者等紹介

山本譲司[ヤマモトジョウジ]
1962年、北海道生まれ、佐賀県育ち。早稲田大学卒業後、菅直人代議士の公設秘書を経て、26歳で東京都議会議員に。都議2期を務め、1996年、国政の場へ。衆議院議員2期目を迎えた2000年9月、秘書給与詐取事件を起こし、翌年、懲役1年6カ月の一審判決を受け服役。受刑中は、障害のある受刑者たちの世話係に従事する。2003年12月、事件の反省と433日間の獄中生活を綴った手記『獄窓記』を出版。同著が新潮ドキュメント賞を受賞し、テレビドラマ化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

45
山本さん初読み。文章は特に難しくはないのですが、何だか読み難くて進みませんでした。感想は下巻を読んでから…。2015/04/17

Yuna Ioki☆

12
2085-305-77 初読み作家435人目。本人の経験も絡めての作品なのだろう。冒頭の飲酒運転での事故云々はどんどん関係なくなっていく展開に。マスコミ批判も中途半端だし、収監施設の内情も中途半端、介護施設での実情も中途半端、夫婦の関係についても中途半端。ストーリーの先行きが全く見えない。下巻でストーリー動くのかなあ。2021/10/27

柊子

8
面白くない。感想は一応、下巻を読んでから。2013/11/19

みんと

5
仕事も過程も順風満帆だった生活が、致命的なミスから全てが崩壊してゆく。 泥酔状態での運転、事故という自業自得の大罪ではあるが、あまりの悲惨さに恐怖で震えそうになる。 幸せな生活は絶対的なものではないのだ。 人生、何が起きるかわからない。 辛かったのは幸一郎の死である。小学生が遅い時間に一人で家を出ることには少々疑問を持ったが慌ただしい中で正幸の妻の判断力もどうかしていたのかもしれない。 何が覚醒してゆくのか、早く下巻を読んでみたい。2012/12/14

けじ

3
作者自身をモデルにしているのであろうが、構えたというか高慢なところが感じられる文体についていけず、途中でやめ。2012/06/29

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