長い予感

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334926052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

恋愛から遠く離れた姉と、誰ともうまく愛し合えない妹。誰かと誰かの人生が重なっては離れ、離れては重なってゆく様を、丹念な心理描写で描き出す、書下ろし1篇を含む全6篇の連作短編集。

著者等紹介

小川内初枝[オガワウチハツエ]
1966年大阪府生まれ。府立大阪女子大学国文学科卒。2002年「緊縛」で第18回太宰治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nAoo

6
痛いなぁ〜この姉妹。 同じ場面を男目線、女目線で書いてあるとこは、なるほどなぁ〜と思いました。2013/07/23

チェス

3
読みやすく読了。姉とその昔の彼のお話しはなかなか。 図書館本、2019/07/11

ミキ

3
サクサク読めたけど、なんだかすっきりしない終わり方だったな。2018/02/08

だけど松本

2
面白く読ませてもらったが、じっとりと気持ち悪い話だった。2022/01/27

Sayuri Kagawa

2
全く同じ場面を千春の心境とヒロフミの心境とで描き分けている章が良かった。その手法がくどくなく、男と女の思惑のズレを巧く描いていると思った。どことなく投げやりで、淡々とした姉妹の心境がとても自然に受け入れられた。私自身が彼女らに似ているからだろう。結末は第一章のゆらりから、思いも寄らない所へ連れて行かれた。最終章が詰め込み気味だったのがちょっと残念。ヒロフミの死と麻子の登場は必要だったのか…。印象的なタイトルももう一歩活かしきれていないのが惜しい。2015/11/29

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