国定忠治

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334924843
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

いまだ庶民に愛される悪党はいかにあったか。菊池寛賞の筆致冴える、一大ピカレスクロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

CCC

4
詳しくないけれど典型的な任侠に感じられました。こういうのはかっこ良すぎると読んでて猜疑心が湧いてきます。2014/02/16

姉勤

1
股旅姿の「あの」シーンだけしか知らず、本書を手に取る。 なるほど、博徒とはいえ、地付きのゴロツキを懲らしめ、飢饉を救い、治水により地域の人々を救った英雄だ。 それが博徒であろうと、治世の名の下に無慈悲な悪党に加担する「公儀」よりは真っ当な存在だろう。 読後は、忠治の義侠心より、江戸末期の治安の悪さと命の軽さに溜め息。2013/03/26

Ken

0
群馬県出身の私は国定忠治の殆ど知らなかった。先日帰省の折に国定駅から程近い菩提寺の養寿寺に運び、大きな墓碑と小さなお墓があった。お墓の角は削られて丸くなっているが、忠治の博打強さにあやかろうと人々が削っていたらしい。忠治は任侠の世界で、出る杭は徹底的に凹ましながら博打で巻き上げた寺銭で飢餓に苦しむ貧民を救ってあげている。逃げ回るが垂れ込みで拿捕され、江戸の牢獄に送られ、上州に戻って磔刑に処せられる。本書では「赤城の山も今宵限りかぁ」との講談があるはずだが、なかったような気がする。読み落としたか⁉2012/11/05

kuri

0
〇こーゆー話だったのか・・・。2006/04/20

ホタルイカ漁

0
これは、岩波の国定忠治をそのまま小説仕立てにしただけだな。楽に読みたければこっちを読んだ方がいいと思う。2015/01/04

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