内容説明
大人じゃないから分かることも、いっぱいある。それぞれの事情を抱える、今どきの優等生でも劣等生でもない少女たちの姿を描く。
著者等紹介
前川麻子[マエカワアサコ]
1967年、東京・渋谷生まれ。舞台・映画女優を経て、2000年、『鞄屋の娘』で第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し作家デビュー。現在はプロデュース・ユニット「アンファン・テリブル」を主宰し、小劇場を中心に女優・脚本家としても活動している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W
2
ませた美少女2人のはなし。中学生のうちからこんなに冷静に状況を見れるなんて、賢いけどそれはそれでつまらない。中学生は、大人になりたいけどまだ子供の時期で、悩んだり迷ったりしてこその中学生だと思う。もしも同級生にこの子達がいたら、どうにかして仲良くなりたいと思うけれど。2013/11/03
粉の人。
2
人形に例えられる透明な美貌があり、親公認の彼氏がいて、尊敬できる友人がいて…勝ち組の話なんか知らネェよ! と思う自分が…嫌だ。本当に…嫌だ。失ったものに対する自分の中の羨望とか嫉妬が良く分かった、と言いたいところだが、失うも何も私はハナからそれらを持ち合わせていない。考えようともしなかった。ので、こんな大人になった。2人はきっと…凄くいい女になるだろうね。虚しい。2012/01/08
遠い日
1
050713【読書ノート/ひとことメモ】う〜ん、観念的。こんな中学生、いない。2005/07/13
nyanlay
1
周りに恵まれている中学生たちだなぁと。しかし理解があるって言っていいのかな?親のほうが子供のように思えた。 2012/11/04
ぶ〜の@icon変えました!
1
後半の「白井」サイド ラストの「灰田」サイドでストーリーにメリハリがついた!2011/08/21