内容説明
極北の都で悲劇の幕が上がる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
5
内田氏はどこからこういう情報を得るのかとても不思議。浅見光彦クラブのメンバーの力もあるらしいが。利益が大企業に集中するのと同じかも。2011/02/03
トッチ
2
舞台は札幌。殺人事件あり、政治関係の事件ありと、随分と詰め込んだなぁって思いました。 浅見光彦シリーズで、こういう内容だとあやふやなままで終わることが多く、嫌な予感をしながら読んでました。2021/03/31
キャサ
2
タイトルから馴染みある札幌が舞台ということで、読むのを楽しみにしていた本の一つでした。『ヤクも』に関しては「あれだよ、あれ、あれ」と、道民はすぐ気づいたのではないでしょうか。ですので、いつも以上に楽しめました。政治のかなり際どいところもあり、どう締めくくるのかと思いましたが、私はこのぼかしたような感じがすきです。10日あまりの出来事ですが、読みごたえありました。満足です。2014/09/09
星乃
1
巻末にある著者の解説を読むと、札幌などの絵になるような有名都市を描くとなると、それなりのプレッシャーを作家さん自身も感じるのものなのだなあと。「大宮殺人事件」や「名古屋殺人事件」では売れそうにないらしい(苦笑)。札幌ドーム建設を巡る北海道拓殖銀行とディベロッパーとの不正融資事件は事実に基づいた話しらしいが、それにCIAや旧ソ連の南の方の国で訓練を受けたスパイも絡んでなかなか壮大な内容でした。旅情ミステリーというよりも、社会派ミステリーかな。2021/09/21
藤尾
1
開拓の歴史を知れてよかった。北海道が人気観光地になるまでには、開拓者たちの努力があってこそ。2016/07/10