校庭の迷える大人たち

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校庭の迷える大人たち

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  • サイズ 46判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334915360
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

小六の息子・颯太の授業参観で母校を訪れた新城幹太。学校での颯太は家とは別人のように活発で、幹太は動揺する。三十年前、自分がこのK小学校に転校してきた際に遭遇した奇妙な出来事を思い出したからだ―「シェルター」。M小に異動してきた庄内真奈は、給与明細に「危険業務手当」として三十万円の支給が記載されていることに気づく。「危険業務」に思い当たるふしはなく同僚に聞いてみると、三年二組の誰かが「手のかかる」児童だとわかり―「危険業務手当」。保護者、教員、事務職員、PTA、校長―学校に集う大人たちに起きた、子どもが知らない5つの奇談。

著者等紹介

大石大[オオイシダイ]
1984年、秋田県生まれ。法政大学社会学部卒。2019年「シャガクに訊け!」で第22回ボイルドエッグズ新人賞受賞。同年単行本『シャガクに訊け!』を刊行しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

118
5話の学校にまつわる不思議な大人のミステリーファンタジーかな。学校内で起こる不思議なこと。子供の頃経験したもう一人の自分とあの部屋が息子にも…の「シェルター」言葉を話す書庫と学校事務員を助けていたのは…「事務の先生」定年までカウントダウンをしていた校長。モンスターペアレンツ、あらゆる雑事、多くの問題におわれている毎日。ある日「火をつける」との電話が。その日から同じ一日が繰り返される「カウントダウン」これは最後にはあたたかい気持ちになった。子供ではなく大人が遭遇する不思議というのがいい。面白かった。2024/03/08

シナモン

114
保護者、教師、事務職員、PTA役員、校長…学校を舞台にした迷える大人たちの短編集。どれも不思議な香りが漂うが、ちょっとずつテイストが違ってて楽しめました。お気に入りは同じ日を何度も繰り返す「カウントダウンが進まない」。恒川光太郎さんの「秋の牢獄」を思い出しました。2023/08/10

ma-bo

102
著者の作品は初読み。小学生の子供を持つ父親、先生、事務職員、PTA役員の保護者、校長先生。学校を舞台にした5編の短編集でそれぞれの視点から描かれる。各話全てに校内で不思議な現象が起こるファンタジー要素あり。題名は迷える大人たちとなっているが、どの物語も最後は不安や問題の種は解消される方向で前向きな締め方。大石さんは、学校の事務職員として働いていた事があるようです😉2023/07/24

えんちゃん

59
保護者・先生・事務員・校長など、学校に関係する大人たちの5つの物語。舞台が学校なので誰もがなじみの題材だけど、それでいて着地がどれも想像の斜め上をいっていて斬新。世にも奇妙な物語の学校ver.みたい。初読み作家さん。2024/05/18

sayuri

53
「シェルター」「危険業務手当」「事務の先生」「妖精のいたずら」「カウントダウンが進まない」学校を舞台にした5話収録の短編集。校内で起きる不可思議な現象を織り交ぜながら、保護者・教師・事務職員・PTA・校長、それぞれの視点で描かれる。『シェルター』授業参観で目の当たりにした息子は自分の知っている息子ではなかった。1話から不穏な展開。別人のような息子に過去の記憶を思い返す父親。ファンタジーだが、人間味を感じ温かな読後感。『危険業務手当』ホラー要素ありで怖面白い。どの物語も気掛かりの種が解消されラストは爽快。 2023/07/15

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