グッドナイト

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グッドナイト

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  • サイズ B6変判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334914950
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ここ、「メゾン・ソレイユ」には、わけありな人ばかりが住んでいるの。…あら。あんたも入居資格は充分あるみたい。もしかして小説家の梅野優作の都市伝説を聞いてやってきたの?推理小説が好きな人も多いのよ、このアパート。あっちで事件、こっちで事件…管理人のわたしが休む暇もないんだから。何か悩んでるっていうなら、三階の心理カウンセラーに相談するのがいいわ。「眠れるようになる本」を紹介してくれるみたい。たしか、題名は『グッドナイト』だったはずよ。

著者等紹介

折原一[オリハライチ]
埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒。1988年、『五つの棺』(のちに『七つの棺』として文庫化)でデビュー。同年、『倒錯のロンド』で江戸川乱歩賞候補に。’95年、『沈黙の教室』が第48回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞。2018年、『異人たちの館』が本屋大賞発掘部門の「超発掘本」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

204
折原 一、4作目です。本書は、著者版ミザリー、メゾン・ソレイユ・ホラー・イヤミス連作短編集でした。私は普通に眠れるので、立島心理研究所へ相談には行きません(笑) チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪チャカポコ♪ http://orihara1.la.coocan.jp/2022/12/23

ちょろこ

129
てんやわんやの一冊。久々の折原ワールド、物件ワールドは相変わらずのてんやわんや状態。メゾン・ソレイユの入居者は皆、眠りに不安を抱え、音に不安を抱え、他の入居者に不安を抱える状態。一話読むにつれて、この人はここに住んでいて、あの人があれなの?チャカポコ、気になって眠れない。「見ざるの部屋」のパロディにニヤリ、「自由研究には向かない小説」のこの章タイトルにまたまたニヤリ。ズッコケ、振り回されやっと退去して外から眺めたアパートはやっぱり誰一人まともな人がいないヘンテコアパート。今度こそ…騒音とお別れのおやすみ。2022/12/30

KAZOO

126
折原さんの新作です。あるアパートを舞台にした連作小説です。最初から筆者お得意の「叙述トリック」のような感じがあり楽しませてくれます。「ドグラ・マグラ」を題材にしたような「ドクロの枕」は笑ってしまいました。「チャカポコ、チャカポコ」という言葉が頭の中に残ってしまいます。結構殺人事件が起ころものの、時間推移がどうなっているのや、だれがだれとなるのか、著者の手管にだまされてしまいました。梅野優作という覆面作家がキーとなっていますね。2022/12/26

とん大西

115
不穏です。世にも奇妙な折原ワールド。メゾン・ソレイユで相次ぎ起こる不審な事件。巻き添えを食う住人と巻き込む住人。入り乱れるのは人ばかりじゃない。随所に登場する作中作がさらに読み手を翻弄する。小粒などんでん返しが散りばめられてて、そこは飽きさせない巧さか。けど、なんだね、手数が多すぎて全部回収してくれたのかどうなのか…。ちぃと書き手が楽しみ過ぎたんじゃぁないかな(^_^;)2023/02/05

のぶ

113
折原さんの本領発揮の、凝りに凝った構成の作品だった。ぼろアパート「メゾン・ソレイユ」を舞台にして、そこに住む住人や事故物件に住むために訪ねてくる、わけありの人物。小説家の梅野優作をめぐる新作のドタバタ劇。そして入居しているのは、眠りに問題を抱える人ばかり。それを解消させるために相談に乗る怪しげな女性。6つのエピソードと1つの解決篇から成り立っているが、エピソードのそれぞれは面白い。広げた風呂敷を収束させるのはあまりに複雑で自分は大いに混乱した。これから読む人はじっくり整理して読むべし。2022/12/16

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