内容説明
憧れの職場にいたのは、迷惑行為に無自覚な勘違い男。盗難騒ぎにストーカー、突き落とし。次々起こる事件を、コイツに解決できるはずがない!戦う女性に贈る、爽快ミステリ!
著者等紹介
水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。2005年「叶っては、いけない」が第1回チュンソフト小説大賞ミステリー/ホラー部門銅賞受賞(亜鷺一名義)。’08年『少女たちの羅針盤』(原題「罪人いずくにか」)で第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞。’09年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
67
それ、ハラスメントです!(◕ᴗ◕✿)憧れの職場。人気漫画家のスタジオにいたのは、迷惑行為に無自覚な勘違い男。盗難騒ぎにストーカー、SNSの炎上から突き落とし事件まで!戦う女性に贈る、爽快ミステリー。2024/08/18
pen
40
タイトルと表紙から想像した内容と異なる読後。良い意味でか 残念なのかは(笑) 2022/12/14
のりすけ
36
装丁が楽しそうなのに中身は時代の波に乗れない時代遅れモラハラパワハラおじさんを正論で追い詰めちゃうハラハラな話。水生さんにしては粗い感じが…。時代はデジタルやから、デジタル作画に移行できない人は置いてけぼりにされるやんなぁ、って、気になったんそこか。デジタル楽やで?切り貼りなんかせんでもええねんで。インクこぼすこともないねんで。消しゴムのカスもトーンのカスも出ぇへんねんで!2023/04/13
よっち
35
会社の倒産を機に田舎から漫画家を目指して上京し、憧れの漫画家のアシスタントを務めることになった葛城彩華。しかしそこから次々とトラブルが続出して巻き込まれるミステリ。スタジオでは漫画家の双子の弟で漫画家・神薙のセクハラが横行し、さらにはボツネームの盗難騒ぎやストーカー、同僚の階段突き落とし事件が次々と発生し、誰を信じていいのか分からなくなってゆく展開で、主人公自身もいろいろと迂闊なところはあったように思いましたけど、それ以上にいかにも彼女と相性が良くなさそうな神薙のトラブルメーカーっぷりが際立っていました。2022/11/29
ゆっき
35
高校時代から抱いていた漫画家の夢を叶えるため上京した彩華。憧れの漫画家香蓮のアシスタントに。香蓮弟神薙の自覚のないハラスメントや見下した態度に始終イライラ。永遠ちゃんと探偵のような真里佳に救われました。お仕事小説ともミステリともいえないどっちつかずな内容が残念でした。2022/11/27