出版社内容情報
酒本歩[サカモト アユム]
著・文・その他
内容説明
愛犬が心臓病になった。手術費用は200万円。ペットショップでは売れ残った犬が鳴き、セレブが集う動物病院では、名医の診察を待つ行列ができている。―発見された人間の遺体の周りには、無数の犬の骨が散乱していた。動物医療の在り方を問う長編ミステリ。
著者等紹介
酒本歩[サカモトアユム]
1961年、長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2016年、かつしか文学賞優秀賞受賞。’18年、『幻の彼女』(原題「さよならをもう一度」)で島田荘司選第11回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。’19年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オーウェン
56
WEBライターの太一は飼い犬のモコが病気によって手術の必要を知る。 しかしそれは200万という高額であり、太一にそんな金はない。 そこで犬の消失が連続して起きる事件を調査しようとする。 次第に死体まで出る始末であり、ペットを飼うということが責任を持つということ。 そして倫理の問題にまで踏み込んでくる。 当たり前だが犬は意見を人間に言えない。 だからこそどこまでやれるかの線引きには考えさせる。2023/02/12
あっちゃん
22
うちは猫だけど気持ちはわかる!Webライターの主人公、愛犬が心臓の病気になりいろいろ調べるうちにペット界の闇に…的な話!わりと最初の方で犯罪の内容は察する事が出来るけど、それでも最後は登場人物達のペットに対する思いにハッとさせられる( ̄▽ ̄)2023/03/11
ふみ
14
ペット犬のさまざまな問題提起で考えさせられる。引き取り屋、高額な手術費、臓器移植、そしてペットロス、大昔犬を飼っていた頃を思い出した。評価B2022/12/10
浅見陽一郎
14
この著者の小説は「幻のオリンピアン」に続いて2冊目 今度のはペットビジネスの暗部に切れ込む社会性の大きい テーマでした。 しかしながら、主人公であるべき保志太一がお飾りのような、ほとんど全てを元妻であるジャーナリストの推理だけが冴えわたり、その指示通り主人公が行動するという構成が何だか拍子抜け、この元妻を主人公に立てた方がよっぽど、しっくり来ますね。 元ペット引き取り屋の犯人と名獣医師の関係をはじめ、ご都合主義のオンパレードではちょっとね。2022/09/20
ちょこちん
12
★★★☆☆ 動物医療もそこまで来ているのか!2023/08/02




