出版社内容情報
宮内悠介[ミヤウチ ユウスケ]
内容説明
盤は宇宙、石は星―碁盤とは魔術の道具さ。吉井利仙は名うての碁盤師。使用する木には強いこだわりがあり、一年の大半を山を渡り、木を見て暮らしている。人呼んで「放浪の碁盤師」。十六歳ながらプロの囲碁棋士である槇は、利仙がかつて棋士だったころの棋譜に惚れ込み、師と慕って行方を追いかけている。囲碁をめぐる宿命に取り憑かれたような不思議な事件の数々は、ふたりに何をもたらすのか?あとは、盤面に線を引くだけです。
著者等紹介
宮内悠介[ミヤウチユウスケ]
1979年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2010年、「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞。2012年、作品集『盤上の夜』で第33回日本SF大賞を受賞。2013年、第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。同年、『ヨハネスブルグの天使たち』で第34回日本SF大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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