出版社内容情報
リズミカルでユーモラスな白くて黒いファンタジック・ミステリー。
内容説明
怪物狂の美青年とお供の美少女が街に溢れる怪しい噂にびびびっと反応して大騒ぎ!
著者等紹介
森晶麿[モリアキマロ]
1979年静岡県出身。ライターのかたわら小説の執筆を続け、2011年『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
74
言葉使いが超ヘンテコなのでまず戸惑う。登場人物も設定も奇妙でナンセンス。読む人を選ぶオカルトミステリー。ふざけた感じなのに刹那的なのは森さんらしい。文学的蘊蓄とアンビバレントな純愛要素も楽しめる。2018/06/25
Yuna Ioki☆
42
1447-143-50 ドン・キホーテとサンチョ・パンサを思い出してしまった。。。(¯―¯٥) これはラノベなのだろうか?なんかイタイんですけど。。。。2016/05/21
Norico
41
怪物狂の美青年ナイトさまと、元令嬢のメイドのウサギ。「怪物」が原因で肉親をなくした2人は、身近で起こる怪物がらみの事件を解決していきます。東京の近くの都市の設定だけれども、なんとも異国情緒ただようシュールで不思議な世界感。2016/10/29
そうたそ
41
★★☆☆☆ この作家さんの作品は、個人的なことをいうと全くもって当たり外れの差が大きい。冒頭から一気にハマり込んで読んでしまえる作品もある一方で、何が書きたいのか意図不明で駄作としか思えないような作品もある。本書に関して言えば後者。内容としては今までにないようなファンタジーな要素も含んだストーリーであり期待も持ったのだが、結局面白みを見出せぬまま流し読み。ミステリ要素は薄めでエンタメ的面白さに徹したような内容。まあこれはこれでありなのかもしれないけれど、自分の好きな感じではないなあ……。2016/06/10
茜
40
サクサクと読める文章であっと言う間に終わってしまった。登場人物の中では主人公のウサギとロシア人少女のイバリヤナが私のお気に入りになってしまった🎵イバリヤナに対するウサギの気持ちわかるな~❤2016/11/19