出版社内容情報
昨年初の小説『ナイス・ディール』発表し、好評を得た著者が、父として、証券マンとして活躍する主人公を描いた小説。
内容説明
第二子の誕生した日に、会社が買収された!?木下勇介の勤めるトマト証券が、業界大手の朝日証券に買収される。その記事が各新聞を賑わせた朝、勇介の第二子が誕生する。妻のいない一週間、長男の世話をしなければならないし、勇介の想像を絶する苦闘の日々が始まった。所属する部には、暴力的で成果至上主義の野獣のような部長がやってきて、過酷なノルマの必達が課せられた。―猶予は一週間!父として、証券マンとしてどれだけの力を発揮できるのか!正統派サラリーマン小説の意欲作。
著者等紹介
町田哲也[マチダテツヤ]
1973年生まれ。慶應義塾大学経済学部在学中の97年に「我が家のできごと」で新潮学生小説コンクール奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。