出版社内容情報
気鋭の著者が贈る、ちょっぴりファンタジックで、優しくてほんのり明るい、謎とロジックの花束!
内容説明
気鋭のミステリ作家が「伝えたい大切なもの」をテーマに季節の花とともに贈る、癒やしのワンダー・ストーリー。悩んでいるあなたの心に花を咲かせてくれる、不思議な少女の物語。
著者等紹介
天祢涼[アマネリョウ]
1978年生まれ。2010年2月、『キョウカンカク』で第43回メフィスト賞を受賞しデビュー。2012年、『葬式組曲』が「本格ミステリ・ベスト10」2013年版で第7位に選ばれた。2013年、同作で第13回本格ミステリ大賞の候補作に、同作に収録されている「父の葬式」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補作になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
121
連作短編集。花に絡めたミステリーだけどちょっとファンタジー風味。善意なのか悪意なのかあいまいな謎が多い・・・。2015/09/10
ゆみねこ
68
天祢涼さん、初読み。不思議な少女・ハルカが、花に関する謎を解いてゆくストーリーかと思いきや…。ちょっと研究者のことや花屋「あかり」のこととか、盛り込み過ぎかな?父と娘のすれ違いを描いた「花は口ほどにものを言う」は好きでした。2017/05/31
ゆみきーにゃ
63
《図書館》読メで知った本。すっごく面白くて先が気になりあっとゆう間に読めちゃう。ハルカとみんなのやり取りを読んでるだけで、心がほっこりする。お花の可憐さを教えてくれる一冊。2017/05/18
ぽぽ♪
36
花にまつわる日常系ミステリー。オムニバス形式の短編集で、全てに共通するのは「遙」と言う少女。結局遙は何者だったのか。そして、「カグヤ」はどうなったのかが明記されてなくて気になりました。続編あるのかなぁ?面白かったけど、何だかラストはモヤモヤでした。2015/10/03
ミュポトワ@猫mode
35
図書館本。これ、表紙に騙されます。単行本なので、あらすじ書いてませんから、本の内容は読むまでわかりませんので、読んでこういう話なの?マジで?ってなりました。はじめ手に取ったときは、なんて女性的な本を読むことにしちゃったんだろうって思ったものですが、いい意味で裏切られて楽しかったです。最終的にどこに落とすかも気にはなっていたんですが、まぁ無難な感じで決着がついてると思います。っで、遺伝子組換えの話も出てくるんですけど、あれってやりたくなっちゃうんですよね~w買うほどじゃないけど、読んで損な本ではなかったです2019/02/04