光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 菊花ひらく―日本橋牡丹堂 菓子ばなし〈10〉

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菊花ひらく―日本橋牡丹堂 菓子ばなし〈10〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334794286
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



中島久枝[ナカシマ ヒサエ]
著・文・その他

内容説明

客の求めに応じてさまざまな菓子を考案する小萩庵。評判が評判を呼び、大店の主人からも注文が舞い込むようになっていた。牡丹堂の面々も、新しい菓子づくりに熱を入れる毎日だ。そんなある日、許嫁を亡くした女性から、月見菓子の注文を受けるのだが…。小萩の成長、そして牡丹堂の跡取り・幹太の恋のゆくえからも目が離せない、待望のシリーズ第十弾。

著者等紹介

中島久枝[ナカシマヒサエ]
フードライターとして全国のおいしいお店や素敵な人々をたずね、歴史や文化とともに新聞や雑誌に紹介。読売新聞土曜日夕刊に隔週で「甘味主義」を連載中。2013年、『日乃出が走る―浜風屋菓子話』でポプラ社小説新人賞特別賞を受賞。シリーズは3巻まで刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タイ子

99
シリーズ第10弾。牡丹堂から独自の店を出してもらった小萩の店「小萩庵」は注文も順調。季節は立秋から10月の玄猪まで。江戸時代の望遠鏡(たぶん)が登場、その披露のためのお菓子。結婚間近に相手が急死、3年経つのに忘れられず先に進めない女性がお月見のお菓子を注文。四季に合わせて、依頼に応じて作られる創作和菓子の数々。そして、店の跡取り息子・幹太が恋をした。幼馴染みのお結はどうする?!気になるのは商売敵であり目の上のたんこぶの存在・勝代。何だかイラつく女性。いろんな人の周りでまだまだ成長途中の小萩と幹太。2022/09/19

やま

68
読み終って心がほんわかとしてきます。3年前に鎌倉のはずれの村からやってきて、お江戸日本橋の菓子屋・二十一屋で働く小萩は、つきたてのお餅のようなふっくらとした頬に黒い瞳、小さな丸い鼻。美人ではないが愛らしい顔立ちの娘だ。此度、好きな職人の伊佐と祝言を挙げ。いままでよりも菓子への取り組みが違ってくる。2023/06/05

はにこ

49
伊佐と小萩の夫婦は仲良くやっていて一安心。今回も小萩庵に様々な依頼がくる。お客様の想いを形にする仕事って素敵だね。幹太のホロ苦い恋。当時は住む世界が違うのは大きな問題だったのだろう。そこを聞き分けられる幹太は偉い!勝代はただの悪役かと思ったけどそうではなさそう。捨て子を育てる気持ちにも、新参者が業界に殴り込む為の心意気みたいなものを感じた。2022/10/08

kagetrasama-aoi(葵・橘)

48
「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」第十巻。夫婦仲も “小萩庵” も順調です。読んでいてほっとします。悪役(?)代表かなと思っていた勝代も、勝代なりの筋を通していたことがわかりました。確かに勝代の言い分もわからないでもありません。皆が幸せになって欲しいとしみじみ思います。あと、幹太の恋はどうなるのかな。恋は思案の外ですものね、続きが気になります。2022/11/01

ひさか

35
2022年9月光文社時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ10作目。異国の風にときめく甘さ、帰らぬ人と月見菓子、重陽の節句に菊の香を、火の用心と亥の子餅、の4つの連作短編。はじまりの2話がどうもおもしろくなくて、中だるみかなとおもったものの、3、4話めの商売仇の勝代や、芸者の千波、火事の話が興味深くて良かった。どう続けてくれるのかが楽しみです。2022/10/29

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