出版社内容情報
佐伯泰英[サエキ ヤスヒデ]
著・文・その他
内容説明
天明八年正月、京で大火が発生、吉原を狙った島原の勢力は力を殺がれたかに思われた。折しも吉原では、京・西陣から江戸に店開きした織物商が薄墨太夫に接触、さらに武家を狙った辻斬りが連続する。新たな敵に立ち向かう用心棒幹次郎の前に、妖しい女剣客の影が近づく。すべての事態を操る悪党の尻尾を掴んだ幹次郎は、彼らの巣くう異形の館へ侵入を図るが…。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
70
吉原裏同心 決定版「館館」 11巻。吉原が炎上し仮宅商中に、 吉原乗っ取りを企てる、京の商人との対決。汀女先生の立ち振舞いが良かったですね。2022/12/30
へたれのけい
2
職探しに苦労する二人を近しく思うオイラです。2025/05/10
怪盗紳士
0
薄墨太夫の本名が判明。幹次郎は命の恩人なので特別に想う気持ちは理解できる。吉原中で噂されてるほどなのはヤバいのではと思ったり 良くわからないのが、ある姫が出てくるけど自由気ままに 出歩いたりしてる様で姫という立場でそんな真似出来るのか?と言う事。姫にも色々ある?2024/02/10
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