内容説明
特命捜査対策室九係の岩城哲孝が財務省職員の刺殺死体を発見した!遺体の刺創に不審を覚えた岩城たち九係は、類似した事件の記録を見つける。調べを進めると、二つの事件の被害者が北海道へ旅行していたことが分かった。現地へ飛び、被害者の足跡を追う岩城に外事課から横やりが。いったいなぜ!?新メンバーを加えた九係が大きな事件に挑む第三弾!
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
52
シリーズ3作目。アクションほぼなしで、地道な捜査を積み重ねていく本格的な刑事物語、という渡辺氏の他シリーズとはちょっと毛色の違うシリーズ。一見すると通りすがりの強盗殺人事件に違和感を覚える九係。この係は被疑者死亡で捜査終了となってもお構いなし。目的は犯人逮捕ではなく、真実を暴くことにあるから。優秀な新人女性警官の2人が加わり捜査能力も小説としての面白みもパワーアップ。前作で岩城警部といい感じになった中国の女性捜査官とのその後が気になるなぁ。そしてあのムカつく森高管理官をいつかギャフンと言わせてほしい。2023/05/29
み
18
さくさくと♪何とも(@_@)山岡さんってば。今作は、スケールの大きいお話しでした、読み始めからは思いもよらぬ展開でした。2022/09/11
なつりか
4
★★★★☆2023/10/14
ジョー
1
シリーズ3作品目、中国から戻ったら上司の山岡は退職して、新しいメンバーは若い女性警官2名が加わった。無関係に見えた殺人事件の手口が似ているところから連続殺人事件と見立てた岩城。仇敵とも言える森高管理官、途中まで目障りだったが、北海道以降の展開では出番がなくなり、ギャフンと言わせられなかったのが残念だったね。山岡も公安にリクルートされたとは驚きだったね。 事件は解決はあっという間で、ちょっと物足りない感じ。前作も似たような感じなので、この作家の作風なのかな。2024/04/19
とーさん
0
75点2023/11/18