出版社内容情報
御小姓組番頭の橘右近に呼び出された将軍家毒味役の矢背蔵人介。聞けば目安箱が盗まれたという。人気シリーズ第五弾新装版。
内容説明
江戸城の不浄門内で、勘定奉行が腹を切った。将軍家毒味役の矢背蔵人介は、小姓組番頭・橘右近から呼び出され、かつて道場で鎬を削った友がその切腹に関わり、吉原の冥加金強奪の疑いをも掛けられていることを知らされる。友を追う蔵人介の前に明らかになった哀しき事実―。200万部突破の超人気シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版、待望の第五巻。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致の時代小説を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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