光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> 浮世小路の姉妹

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浮世小路の姉妹

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334793685
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

火消し見習いの若者と、火事で死んだ両親の残した、浮世小路にある料亭を守ろうとする美しき姉妹。若者の心情が胸を打つ傑作。

内容説明

町火消い組の鳶見習の昇吉は、老舗料理茶屋加賀屋うきよしょうじの姉妹、お佳世とお澄を知る。半年前の火事で両親と店を失った姉妹は、未だ火付けの下手人に狙われているらしい。い組の若頭吉五郎の命で下手人を探ることになった昇吉。探索の過程で、昇吉はお澄に関するある真実を知ることになる―。大江戸日本橋を舞台にした若者たちの、初々しく力強い成長の物語。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

196
火消し新人の昇吉が、火消しの若頭の命を受けて、老舗料理茶屋の火事の下手人を探る話。その料理茶屋には、綺麗な姉妹がいてと、ごく普通の話ではあるが、江戸の町並み、人の往き来する姿が、鮮明に浮かぶ。更に少年の頃に戻った感覚にもなった。筆者が、ある絵巻に刺激されて創作したということで、なるほどなと納得。それにしても人生いろいろだ。何がきっかけで縁ができ、転機がくるのかわからない。だから、人生は面白いのかもしれない。そう思わせる物語だった。【読んだ本登録1000冊目】2022/07/25

とし

91
浮世小路の姉妹。付け火で老舗料理茶屋「加賀屋うきよしょうじ」消失し主人夫婦亡くなり遺された姉妹、お佳世とお澄と火消し見習いの昇吉とで犯人探索を行うことに。怒り悲しみ様々ありますが、最後は爽やかでした。 2023/03/12

KAZOO

90
佐伯さんの独立の江戸時代の若い主人公たちが活躍する物語です。「熙代勝覧」という絵巻に触発されてこの物語を書かれたようです。町火消に所属する鳶見習の少年と老舗料理屋の姉妹が主人公で半年前に家と両親を焼失しましたがいわくがあって事件が続きます。加賀藩とその料理屋の関係など興味深く読ませる工夫がなされています。いつもながら最後はハッピーエンドですが、佐伯さんはこの絵巻をまだご覧になっていないのですね。私もベルリンに行ってみてみたいと思いました。2022/07/22

やま

71
江戸の華、町火消と美人姉妹の活躍の物語です。江戸は日本橋の火消一番組い組の町火消・昇吉は、い組の若頭の吉五郎から半年前に焼けて主夫婦が焼死した、浮世小路の料理茶屋・加賀屋の火付けの犯人を探し出すように命じられる。昇吉が犯人と目星をつけたのは、加賀屋の祖先の出身地である加賀百万石前田家であった。加賀屋は、加賀藩が徳川幕府の内情を探るために二百年前から密偵として加賀屋の祖先に命じて江戸城に近い日本橋に料理茶屋を開かせ、そこで客から集めた情報や加賀藩内の不平不満などの藩内の情報を藩に知らせる役目を負っていた。→2022/08/26

のり

70
老舗料理茶屋が放火され、主夫婦が亡くなるが、器量良しの姉妹と奉公人達は無事だった。新人火消し「昇吉」の奮闘がわかるが、彼自身は悔いが残る。半年後に姉妹に再会した昇吉は未だに下手人に狙われていると聞き、若頭に相談し事件解明に奔走する。見え隠れする下手人の姿。再建への道筋には多くの障害も…しかし仲間に恵まれ、犬の相棒も出来た。若き彼等のさらなる成長を願う。2022/07/13

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