出版社内容情報
『アジアンジャパニーズ』で一世を風靡した著者が、誰もが経験する若さゆえの甘くて苦い日々を描いた自伝的青春小説。
内容説明
ニューヨークで十五年ぶりに友人と再会したカメラマンの守屋は、生まれ育った長野県の諏訪で過ごした高校三年生の一年間を思い出す。想いを寄せていた宮坂木綿子の病。東京へ出たものの目的を見つけられない先輩の姿。そして自分自身の曖昧な未来…。カメラマンとして活躍する著者が、誰もが経験する若さゆえの甘くて苦い日々を描いた青春小説。
著者等紹介
小林紀晴[コバヤシキセイ]
写真家。1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業後、新聞社カメラマンを経て’91年に独立。アジアを旅しながら作品を制作する。’97年写真集『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年写真展「遠くから来た舟」で第22回林忠彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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