内容説明
将軍家毒味役の矢背蔵人介は御用之間に呼び出しを受ける。毒味役の裏で暗殺御用を引き受けてきたが、指令役の小姓組番頭・橘右近の死後、遠ざかっていたその部屋にいた人物から、なんと御役御免を言い渡される。家督を養子の卯三郎に引き継ぎ、新たな役目を引き受けた蔵人介は、新たなる江戸城内の陰謀に巻き込まれてしまう―。超人気シリーズ、待望の第三十二弾。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致の時代小説を描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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