内容説明
吉原が遊女らの白無垢の衣装で彩られる八朔の日、当代きっての人気太夫・香瀬川が忽然と姿を消した。遊女三千人の頂点に立つ太夫が、なんと足抜?前代未聞の事態に、廓の用心棒・神守幹次郎は探索に乗り出す。大門以外に出入り口のない町から、太夫はどうやって抜け出したのか?失踪の陰に、私欲に溺れる悪党たちの姿が見え隠れする。裏同心の成敗の行方やいかに。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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