光文社文庫<br> 風の証言―鬼貫警部事件簿 (増補版)

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光文社文庫
風の証言―鬼貫警部事件簿 (増補版)

  • 鮎川 哲也【著】
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  • 光文社(2022/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334793104
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

本格ミステリーの巨匠の傑作長編に、本作のモトネタになった中編「城と塔」と短編「時計塔」を加えた本格ファン垂涎の増補版!

内容説明

井の頭公園に隣接する植物園で、音響機器のエンジニアとバレリーナの惨殺死体が発見された。まったく接点の見えない二人の被害者だったが、岡山、愛知、信州を旅した丹那刑事の地道な捜査から、ある男が容疑者として浮かんできた。だが、彼には一分の隙もない鉄壁のアリバイがあった…。巧緻に組み立てられた犯罪を名探偵・鬼貫警部が丹念に崩していく傑作長編!

著者等紹介

鮎川哲也[アユカワテツヤ]
1919年東京生まれ。南満洲鉄道勤務の父に伴い少年時代を大連で過ごす。’43年「婦人画報」の朗読文学募集に佐々木淳子の筆名で書いた掌編「ポロさん」が入選。’49年「宝石」百万円懸賞コンクールに本名(中川透)で応募した『ペトロフ事件』が一等入選。’56年には講談社の「書下し長篇探偵小説全集」の13巻募集に『黒いトランク』が入選。以後、本格物の長短編を数多く発表。’60年に、『憎悪の化石』と『黒い白鳥』で日本探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。’90年から発足した東京創元社主催の鮎川哲也賞、’93年から始まった光文社文庫の『本格推理』にて多くの新人を世に送り出した。2002年9月24日死去。ミステリー界に遺した功績をたたえ、翌年日本ミステリー文学大賞特別賞が贈られた。都立小平霊園に眠る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コチ吉

11
「風の証言」は中々優れていて鮎川さんの作品中でもトップテンには入るだろう。写真に時計が写っていた場合、それがアリバイに関係してくるとなれば大体仕掛けは予想がつくが、本作ではそれを飛び越えた所に着地してみせる。さらにこの作品の元になった二編が収められているが、「風の証言」は〇〇の存在を絡め一層スケールアップしており、とても興味深かつた。2022/04/17

りょう

6
この方の著作は多分初めて読みます。トリックをいかに見破るかと言う形の推理小説になっていて、読みやすいけど言葉遣いとかを含めて、少し古いタイプのものだなあ、と思う。もっと、止むに止まれぬ心理的なものを描くタイプの方が、納得できる気がする。2023/03/20

ナオ

5
よかった!!帯の巨匠没後20年に 20年前には生きてたんだと驚く。 鮎川哲也といえば伝説とゆーか歴史上の人物に思えるから。小説の中でも軍隊上がりとか普通に出てくるし。けれど古さは感じません。二転三転する推理の妙。堪能しました。 後二編の短編が表題作の元になったもので、これは絶対に先に読んではいけないものだと思いました。仕掛け分かってしまうしね。でも、本編と元ネタを一緒に読める事はなかなか無いので得した気分。満足の一冊でした。2022/02/26

風鈴

3
風の証言とこの長編の原型の時計塔、城と塔の二編が読めます。アレンジの違いが比べられ、お得な1冊。鮎川哲也さんってタイトルの付け方が情緒あって、良いですね。まさに象徴ですし。2022/03/09

岩田貴雄

2
1つ1つの可能性を、丁寧に消して捜査していく話である。鬼貫刑事らの推理の過程も丁寧に描かれている。表題が伏線であり、そうだかと納得出来る。鬼貫や丹那の愚痴も、クスリとさせられる(まあ、ちょっと、現在だと問題にはなりそうだが)時代なのか、独身って言うだけで、やたらと揶揄されてしまう展開には、そんな時代に、成人じゃなくてよかったと思えてしまう。いやホント。ところで、作中で、登場人物(真犯人ではない)にトリックを提供した作家って誰だったのだろうか?。2023/06/26

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