出版社内容情報
往年の探偵たちが復活!好評新シリーズ第2弾は芥川龍之介。多彩な著作の中から、探偵、推理小説をセレクション。
内容説明
天文十八年、悪魔はフランシス・ザヴィエルに従う伊留満に化けて、日本にやって来た。マルコ・ポオロの旅行記とは様子が違うし、誘惑する相手も見当たらない。暇つぶしに園芸でもやろうと、畠に種を播いた。花をつけたその植物の名を問うた牛商人に悪魔は―。(煙草と悪魔)ご存知、短篇の名手として知られる芥川龍之介の、ミステリ作品集が登場!
著者等紹介
芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892(明治25)年東京生まれ。東京帝国大学英文学科卒。東京帝大在学中の1914(大正3)年、第一高等学校同期の菊池寛、久米正雄らとともに第三次「新思潮」を創刊。同誌に翻訳と創作を発表する。1916年、第四次「新思潮」創刊号に発表した「鼻」が夏目漱石に絶賛され、注目を集める。従来の自然主義的手法を排した理知的、技巧的な作品が多く、歴史小説、私小説、怪奇幻想小説から探偵小説まで、幅広いジャンルに興味を示した。「羅生門」「蜘蛛の糸」「地獄変」「杜子春」「トロッコ」「河童」「歯車」など代表作多数。近代日本を代表する短篇作家として活躍したが、1927(昭和2)年7月24日、「将来に対する唯ぼんやりした不安」を理由に自殺、社会に衝撃を与える。没後、菊池寛によって芥川龍之介賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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