光文社文庫 光文社キャラクター文庫<br> 古着屋紅堂―よろづ相談承ります〈3〉都忘れ

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古着屋紅堂―よろづ相談承ります〈3〉都忘れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334792190
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

幼馴染のお蔦と夫婦になった新見真白。ある日、珍しく顔見知りの小坊主・信如が店を訪ねてきた。

内容説明

神田川沿いで古着屋を営む新見真白は、数珠に住まう公達・九条實親と共に、本業の他に様々な相談事も請け負っている。ある日、顔見知りの小坊主が、寺で預かった遺品の人形たちを見てほしいとやって来た。夜になると、何かがお堂を這い回るのだという…。(「都忘れ」)真白、實親コンビの息もぴったりの悪霊退治、今回も、人の怨念を晴らすことはできるのか!?

著者等紹介

玖神サエ[クガミサエ]
山口県出身。エブリスタに掲載した『古着屋紅堂―よろづ相談承ります』シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

48
しっかり者のお蔦と鈍感な真白の組み合わせ、守護霊の雅な公達・九条實親と単純な真白の組み合わせが楽しいシリーズなので続編が出たら買いたい。2023/04/14

よっしー

19
真白と實親のコンビでもどうにもならない結末もあるんだと感じさせるお話が印象的でした。結局、本人の気持ちが変わらない限り、周囲は動けないものなのですね…。だからこそ、真白とお蔦さんの2人には末永く幸せであってほしいと願ってしまいます。最も、見えない實親の事もきちんと受け入れたお蔦さん、何だかんだといいつつ素直な真白の2人なので…そこは要らぬ心配かもしれませんが(笑2024/12/29

tomtom

12
真白には守護霊が見えるということを、蔦が信じてあげたこと、2人が無事夫婦になれたことが嬉しい。女郎花の八重の話は辛い。お互いの気持ちを分かり合えてたらあんな風に鬼にならずに済んだのに、慎之助はもう少し分かってもらうために言葉を選ぶべきだった。女郎花色に桜の着物とてもすてきだろうな。2022/02/21

シンミチ

2
今回はどちらも恐ろしくもやりきれないようなお話でした。人の思いはこれ程深く、暗くなりえるのかと背筋が寒くなる思いでした。救えない思いもあるのだな、と少し悲しい気持ちになりましたが、堕ちてはならない場所が、人にはやっぱりあるんですね。2023/01/11

chikaramochi

2
シリーズ3作目。前の2作もそうだったか覚えていないが、度々同じ表現が出てくるのが気になる、というか最後の方は辟易する感じ。こういう文章は読んでいて楽しくない。2021/09/12

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