出版社内容情報
“人殺しの嫌疑かかる許婚の清次を助けて欲しい”と剣客研ぎ師の荒金菊之助は、呉服屋で働く佳代に相談を受けた―。
内容説明
研ぎ師の荒金菊之助は、妻の志津が懇意にしている女から、頼みごとをされた。許婚が人殺しの疑いで牢に入れられたが、無実なので疑いを晴らしてほしいというものだった。一方、菊之助の従兄弟の南町奉行所臨時廻り同心横山秀蔵たちは質屋殺しを追っている。二つの糸が繋がった時、驚きの真相が浮かび上がる―。稲葉稔の原点シリーズ決定版、一気読みの第十一弾。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、’94年作家デビュー。2020年、光文社文庫から刊行している「隠密船頭」シリーズが第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- この先、絆があるぞ