出版社内容情報
日本推理作家協会員が直近3年に発表した短編の中から15作を選りすぐり、編纂したアンソロジーを文庫化。
内容説明
作者に、トリックに、予期せぬ結末にハマる快感ほとばしる!人気ミステリー作家競演豪華アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しばこ
10
解説に書かれてる通り、『知らない作家との出会いにもつながる効用がアンソロジーにはある』。2021/06/25
冬薔薇
2
署長田中健一、傑作だ。好みは「迷蝶」と「美しき余命」凝った展開。「三角文書」ヒフミーンね!8篇それぞれ違う面白さがあって良かった。2024/04/08
sword.t61
2
前回読んだミステリーアンソロジーの後編。vol.1にも増してバラエティに富んだ一冊。軽快でコメディチックなものから警察もの、ホラー、SFまで、むしろ純粋な意味でのミステリーがあった?ってくらいです。笑 個人的にはかなり前に「長い腕」を読んだ川崎草子さんの作品がおもしろかったです!また、初見の作者さんでしたが真藤さんの「蟻塚」は、読んでいて頭がくらくら心がひりひりする、何かのドラッグを摂取しているかのような奇妙な感覚を味わえました。2022/05/14
kaikoma
1
好きなシリーズや作家さんの作品は安定の面白さで、ホラー作品の展開の怖さと病気が絡む作品の人間の性の描き方も絶品でした。短い作品やパロディも中々ですが、未来を取り扱ったSFは少しチャレンジだった気もします。同時に入手したvol.1も楽しみです。2023/10/29
ぷくらむくら
1
「署長・田中健一の執念」「美しき余命」「ホテル・アースポート」が好み。2022/06/16