出版社内容情報
京都一乗寺に実在する“美しい書店”「恵文社」をめぐるミステリー4作品を詰め込んだ短編集!
内容説明
一乗寺に佇む、緑色の扉が印象的な書店―そこは訪れた人に様々な出会いを授ける。結婚を間近に控えた美咲には幼少時の記憶がない。朧な思い出の中に、夜闇で輝くウェディングドレスを見て…。(「夜の花嫁」)会社で無能扱いを受ける圭吾はある日、バールを買った。同僚の香織を殺すためだ―(「一乗寺のヒーロー」)。京都本大賞受賞の著者が描く、儚く美しい京都ミステリ4編。
著者等紹介
大石直紀[オオイシナオキ]
1958年静岡県生まれ。’98年第2回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した『パレスチナから来た少女』でデビュー。2003年『テロリストが夢見た桜』で第3回小学館文庫小説賞、’06年『オブリビオン~忘却』で第26回横溝正史ミステリ大賞テレビ東京賞、’16年「おばあちゃんといっしょ」(『二十年目の桜疎水』収録)で第69回日本推理作家協会賞短編部門、’20年『二十年目の桜疎水』で第8回京都本大賞を受賞。TVや映画のノベライズも多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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